「デカパイ義妹、襲来 夏(仮)」
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親の再婚によって、私の生活に突然現れた義妹、アリス。彼女は北欧出身の18歳で、輝く金髪と澄んだ青い瞳を持つ、明るく少し天然な性格の女性だ。彼女が我が家にやってきたのは、ちょうど夏が始まる前のことだった。アリスの存在は、私の日常を一変させた。彼女の豊満な体型は、家族として接するべき相手とはいえ、目を奪わずにはいられない魅力に溢れていた。そんな彼女との関係は、ある日を境に、許されない一線を越えてしまった。それ以来、私たちは互いに惹かれ合いながら、誰にも言えない秘密の関係を続けている。
その夏、猛暑が続くある日、アリスが「泳げるようになりたい」と言い出した。彼女は水泳が苦手で、プールや海ではいつもためらってしまうのだという。「お兄さんが教えてよ!」と無邪気に笑う彼女の姿に、私はつい頷いてしまった。こうして、私たちは地元の公共プールへ向かうことにした。アリスが選んだのは、シンプルな紺色の競泳水着。だが、その水着は彼女の抜群のスタイルを強調し、まるで絵画のような美しさを際立たせていた。プールサイドで彼女が準備運動をする姿を見ていると、理性が揺らぐのを感じた。周囲の視線も彼女に集まり、私の胸には複雑な感情が渦巻いた。
プールでの特訓は、思った以上に和やかで楽しい時間だった。アリスは最初こそ水を怖がっていたが、私が手を握って支えると、徐々にリラックスしていった。彼女の笑顔と、時折見せる無防備な仕草に、私は心を奪われそうになる。だが、家族としての線引きを守ろうと必死に自分を抑えた。特訓を終え、シャワー室に向かったとき、二人きりの空間が再び私を試した。アリスの濡れた髪と水着から滴る水滴が、まるで誘うように輝いていた。彼女もまた、私の視線に気づいたのか、頬を赤らめながらそっと近づいてきた。その瞬間、抑えていた感情が溢れ出し、私たちは互いに身を寄せ合った。シャワー室の静かな水音に紛れ、誰にも知られぬよう、密かな時間を共有した。
しかし、その一瞬だけでは心が満たされなかった。プールを後にした私たちは、近くのホテルへと向かった。そこでは、時間を忘れて互いを求め合った。アリスの柔らかな金髪が枕に広がり、彼女の笑顔が私の心を温めた。彼女との時間は、まるで現実から切り離された夢のようだった。彼女の不器用だけど真っ直ぐな愛情表現に、私は深い絆を感じずにはいられなかった。それでも、この関係が許されないものであることは、頭の片隅で常に響いていた。
夜が更け、ホテルの窓から見える星空の下で、アリスは私の胸に寄り添いながらこう呟いた。「お兄さんとこうやって過ごせる時間が、すごく幸せだよ。」その言葉に、私は胸が締め付けられる思いだった。この関係を続けることの難しさ、そしていつか来るかもしれない別れの予感。それでも、アリスの温もりと無垢な笑顔は、私に全てを忘れさせ、ただこの瞬間を大切にしたいと思わせた。
夏の暑さと共に、私たちの関係はさらに深まっていった。アリスとの日々は、禁断であるがゆえに一層鮮やかに心に刻まれた。しかし、この秘密の時間がいつまで続くのか、私には分からない。ただ、彼女の笑顔を守りたいという想いだけが、私を突き動かしていた。夏の終わりが近づく中、私はアリスとの未来を、静かに、だが強く願っていた。

