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▶【新刊】「僕にしか触れないサキュバス3姉妹に搾られる話4〜長女レミィ編(前編)〜」赤月みゅうと

「僕にしか触れないサキュバス3姉妹に搾られる話4〜長女レミィ編(前編)〜」

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世の中には、完璧すぎる美しさが災いになることってあるよね。学園のアイドルとして君臨する天鬼三姉妹——長女のレミィ、次女のラミィ、三女のリリィ——は、まさにそんな存在だった。彼女たちはただの美人姉妹じゃなくて、人に触れただけでその人の精気を根こそぎ吸い取って、命を奪ってしまうサキュバス。普通の人間なら、指先が触れただけで心臓が止まるんだ。学園じゃみんなが憧れの眼差しを向けるけど、誰も近づけない。触れられない呪いみたいなものだよ。

そんな三姉妹が、唯一触れても死なない男を見つけた。それが俺、駿河ユウキ。なんで俺だけが平気なのか、自分でもよくわからない。運が良かったのか、それとも何か特別な体質なのか。とにかく、三姉妹は俺を「ペット」って呼んで、家に閉じ込めた。豪華な屋敷みたいなところで、外出は許されない。毎日のように、次女のラミィと三女のリリィが俺を玩具みたいに扱うんだ。ラミィは情熱的で、俺の体を貪るように迫ってくる。リリィは甘えん坊で、くっついて離れない。二人とも、俺の精気を吸い取って満足するまで、朝から晩まで繰り返す。俺は抵抗する気力もだんだん失せて、ただ耐えるだけの日々。体は疲れ果てるけど、死なないのが不思議だ。

でも、長女のレミィだけは違う。彼女は人間を心底嫌ってる。俺のことを、軽蔑の視線で睨むだけ。姉妹の中で一番美しくて、気高くて、冷たい。黒髪を優雅に揺らして、俺がラミィやリリィに絡まれているのを、遠くから嘲笑うような目で見てる。「汚らしい人間め」って、言葉じゃなくても伝わってくるんだ。触れるどころか、近くに寄ることすら許さない。俺は彼女の前じゃ、ただの虫けらみたいな扱い。毎朝、屋敷の廊下で出会っても、彼女は無視して通り過ぎる。時々、俺が疲れ切った顔でいるのを見て、唇を歪めて笑うんだ。「まだ生きてるの? 妹たちに遊ばれて、満足?」みたいな感じで。

それでも、俺はレミィのことが気になって仕方なかった。彼女の美しさは、姉妹の中で一番際立ってる。完璧なプロポーション、透き通るような肌、鋭い瞳。触れられないからこそ、余計に惹かれるのかも。俺は時々、彼女の部屋の前を通って、ドア越しに声をかける。「レミィさん、今日も美しいよ」って。返事なんてないけど、俺の心はざわつく。彼女もサキュバスだ。性欲が強いはずなのに、なんで俺を避けるんだろう。人間嫌いだから? それとも、俺みたいなのを相手にするのがプライド的に嫌なのか。

日子が経つにつれて、レミィの様子がおかしくなってきた。最初は気づかなかったけど、俺がラミィとリリィに囲まれてるのを、彼女がじっと見つめる時間が長くなった。夕食のテーブルで、妹たちが俺をからかう中、レミィは無言でフォークを握りしめてる。瞳に、いつもの冷たさとは違う炎が揺れてる気がした。夜中、俺が自分の部屋で休んでると、廊下から足音が聞こえる。レミィの部屋からだ。彼女は一人で悶々としてるみたい。サキュバスの本能が、抑えきれなくなってるんだろう。俺は唯一触れられる異性。妹たちは俺を共有してるのに、レミィだけが我慢してる。それが、彼女のプライドを傷つけてるのかもしれない。

ある夜、俺はいつものようにラミィに翻弄されて、ベッドに倒れ込んでた。体中が熱くて、息が荒い。リリィが後からくっついてきて、甘い声で囁く。「ユウキ、もっと遊ぼうよ」って。でも、その時、ドアが静かに開いた。レミィが立ってた。いつものドレス姿で、髪を乱れさせて。目が赤く輝いてる。「妹たち、出て行きなさい」って、低い声で命令した。ラミィとリリィはびっくりして、俺から離れた。「お姉様、どうしたの?」ってラミィが聞くけど、レミィは無視して部屋に入ってきた。ドアを閉めて、鍵をかける音がした。

俺はベッドから起き上がろうとしたけど、体が重い。「レミィさん……?」って声をかけた。彼女はゆっくり近づいてきて、俺の顔を覗き込む。息が熱い。いつも冷たい瞳が、今は欲情で濡れてる。「あんた……私を誘惑してるのね」って、囁くように言った。俺は首を振った。「そんなつもりないよ。ただ、君が気になって……」って。レミィは笑った。嘲笑じゃなくて、苦しそうな笑み。「人間の分際で、私の性欲を掻き立てるなんて。妹たちにだけ満足させて、私を放置? 許せないわ」って。

彼女の手が、俺の肩に触れた。初めての感触。冷たくて、でも震えてる。サキュバスの力で、俺の精気が少しずつ流れていく感覚。でも、死なない。レミィの目が細くなって、俺の首筋に顔を寄せる。「あんたの匂い……耐えられない」って。俺は抵抗できなかった。いや、したくなかったのかも。レミィの唇が、俺の肌に触れる。優しく、でも貪欲に。彼女の体が俺に覆い被さってくる。重みと温もりが、俺を包む。妹たちとは違う、女王みたいな迫力。レミィは俺の耳元で息を吐きながら、「これで、私もあんたを味わうわ。妹たちみたいに、毎日……」って。

その夜、レミィはついに我慢の限界を超えた。俺の体を、彼女の欲求のはけ口に変えて。指先が俺の胸を這い、腰に絡みつく。彼女の動きはぎこちなくて、でも激しい。人間嫌いのプライドが崩れる音が聞こえるみたい。俺はただ、彼女の流れに身を任せた。精気が吸い取られる快感が、波のように押し寄せる。レミィの声が、甘く漏れる。「もっと……あんたのすべてを、私に」って。朝まで、彼女は止まらなかった。妹たちがドアの外で待ってる気配がしたけど、レミィは許さない。俺は彼女のものになったんだ。

でも、これは始まりに過ぎない。レミィの性欲は、妹たちより深くて底知れない。翌朝、彼女は俺のベッドで目を覚まして、照れくさそうに睨んだ。「二度と妹たちにだけ任せないわよ」って。俺は微笑んだ。ようやく、三姉妹全員が俺を共有する日が来たのかも。でも、レミィの目はまだ満足してない。もっと、もっと欲しがってる。俺の日常は、これからさらに変わるんだろうな。