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▶【新刊】「クールなギャルがオナホになってくれる話2」いづれ

「クールなギャルがオナホになってくれる話2」

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クラスの中では目立たない陰キャオタクの男子学生、辻矢たかとは、いつも本やアニメの世界に没頭する毎日を送っていた。18歳の彼は、派手なグループとは距離を置き、静かに自分のペースを守るタイプ。ある日、そんな彼の家に、上級生の宵川さなみが突然泊まりに来たのがきっかけだった。さなみ先輩は、クールなポニーテールがトレードマークのギャルで、長い黒髪を後ろでまとめ、シャープな目元が印象的な19歳。学校では人気者で、男子たちの憧れの的だ。

その夜、さなみ先輩は家族の急な事情で帰れなくなり、たかとのアパートに転がり込んだ。狭い部屋で一緒に夕食を食べ、遅くまで他愛ない話をした。さなみ先輩の意外な優しさや、笑顔の裏に隠れた繊細さに触れ、たかとは一瞬で心を奪われた。「もっと先輩と仲良くなりたい」――そう思うようになったが、コミュ障の彼は毎日のように空回り。廊下で声をかけようとしてタイミングを逃したり、LINEのメッセージを何度も書き直しては送信できなかったり。授業中も、さなみ先輩の席をチラチラ見つめてはため息をつく日々が続いた。クラスメートからは「辻矢、最近なんか変だぞ」とからかわれる始末。たかとは鏡の前で練習するが、結局「こんにちは」の一言すらまともに言えない自分に落ち込むばかりだった。

そんなある日の放課後、体育の授業が終わったばかり。グラウンドではまだ汗の匂いが残り、夕陽が校舎をオレンジに染めていた。たかとはロッカールームで着替えを済ませ、いつものように一人で帰ろうとしていた。すると、廊下でさなみ先輩がスマホを握りしめ、困った顔で立っているのが目に入った。「辻矢くん、ちょっと待って」――クールな声に呼ばれ、心臓が跳ね上がる。聞けば、さなみ先輩の家庭に深刻な事情が発生したという。両親の急な出張で家が空き家になり、鍵のトラブルで入れない。しかも、近所の親戚宅も遠くて連絡がつかない。「今日だけ、どこか泊まれる場所を探してるんだけど……」と、珍しく弱気な表情。たかとは即座に提案した。「僕の家でいいですよ! 前回みたいに!」だが、さなみ先輩は首を振る。「いや、今回はもっとプライベートな感じがいいかも。実は、家族の事情で少し精神的にきつくて、一人でゆっくりしたいの。ホテルとか、どうかな……でも、お金が今なくて」。

たかとは迷わず頷いた。貯めていたお小遣いを握りしめ、「僕が出します! 先輩のためなら!」と勢いで言ってしまった。こうして、二人は学校近くのビジネスホテルへ向かった。フロントで部屋を予約し、料金を支払うたかとの手は微かに震えていた。エレベーターで上がる間、さなみ先輩は「本当にありがとう。辻矢くん、優しいね」と微笑み、たかとは顔を赤らめて俯くばかり。部屋に入ると、シンプルなツインベッドと小さなバスルーム。窓からは街の灯りが広がり、なんだか非日常の空気が漂う。

荷物を置き、さなみ先輩がため息をついた。「体育の後だから、汗だくでごめんね。シャワー浴びてくるわ」――そう言ってバスルームへ。たかとはベッドに座り、心の中で葛藤が渦巻く。先輩の匂いが部屋に残り、興奮が抑えきれなくなっていた。体育の授業で見たさなみ先輩のしなやかな動き、汗で光る肌。好きすぎて、つい衝動が爆発しそうになる。シャワーの音が止まり、さなみ先輩が出てきた。バスタオル姿の彼女に、たかとは声を絞り出した。「せ、先輩……お願いがあるんです。僕、ずっと先輩のことが……その、体育終わりの体操服姿で、近くにいてほしいんです。汗のままで、そのまま……僕のそばで、リラックスした感じで」。

さなみ先輩は一瞬、目を丸くした。「え……何それ? 汗だくの体操服着て、ただそばにいるだけでいいの? ふふ、辻矢くんってほんと変わってる。でも、キモいってほどじゃないかも。……まあ、いいよ。渋々だけど」そう言って、彼女は持参のバッグから予備の体操服を取り出し、着替え始めた。白いTシャツと紺のブルマが、体育直後の蒸れた感触を思い起こさせる。着替え終わり、ベッドに腰掛けると、少し頰を赤らめながら足を軽く開いた。「これでいい? 汗の匂い、きついよね。まだ少し湿ってるし……でも、辻矢くんが喜ぶなら、ちょっとだけ付き合ってあげる」。

たかとは息を飲んだ。さなみ先輩の体操服は、授業の名残でしっとりと湿り、ほのかに甘酸っぱい汗の香りが広がる。クールなギャルの彼女が、こんなに近くで無防備に座っている。ポニーテールが肩に落ち、首筋の汗が光る。たかとは興奮で体が熱くなり、そっと手を伸ばした。「先輩、ありがとうございます……これで、もっと仲良くなれますか?」さなみ先輩は照れくさそうに笑い、「バカね。まあ、今日だけ特別よ。でも、意外と悪くないかもね、この感じ」。部屋に静かな緊張が満ち、二人の距離は一気に縮まった。外の夜風がカーテンを揺らし、この夜が新しい始まりを告げていた――。