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【新刊】「ラブコメのヒロインが雄チンポに堕ちるまで」にくとごはん

「ラブコメのヒロインが雄チンポに堕ちるまで」

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あかりは二十歳の大学生で、いつも周りをぱっと明るくするような笑顔が自慢だった。サークルでは後輩たちに慕われていて、幼馴染のゆうきとはもう何年も一緒にいる。ゆうきは優しくて、ちょっとおどおどしたところがあるけど、あかりのことを誰より大事にしてくれる。二人で過ごす時間は穏やかで、将来の話も自然と出てくる。手をつないで歩くだけで胸が温かくなる、そんな日常があかりの宝物だった。

でも、ある夏の夜、サークルの飲み会で出会ったたかしが変わらせる。たかしは二十五歳の社会人で、がっしりした体格に自信たっぷりの笑顔。最初はただの知り合いだった。二次会で隣に座って、軽く肩を叩かれただけであかりの体がびくっと反応した。ゆうきはそんなあかりを遠くから見てるだけで、何も言えない。

それから連絡がくる。たかしはストレートで、あかりのことを「可愛い」ってはっきり言う。ゆうきはそんな言葉を照れながらしか言えないのに、たかしは迷わず近づいてくる。二人きりでカフェに行った日、あかりはドキドキしてた。たかしの手がテーブルの下で膝に触れて、ゆっくり撫でる。熱い。ゆうきの手はいつも優しいだけなのに、これは違う。力強くて、逃げられない感じ。

家に帰って、鏡の前で自分の顔を見る。頰が赤い。ゆうきに会っても、なんだか罪悪感と興奮が混ざる。キスしただけで満足してたのに、今はもっと欲しくなる。たかしからまた誘いがきて、断れなかった。夜のドライブ。車の中でたかしがあかりの首筋に唇を這わせる。息が熱い。体が勝手に反応して、声が漏れる。あかりは慌てて「だめ、ゆうきがいるから」って言うけど、たかしは笑って「彼じゃ物足りないだろ?」って耳元で囁く。その言葉が胸に刺さる。

初めての夜は、たかしの部屋だった。照明が薄暗くて、緊張で手が震える。たかしはゆっくり服を脱がせて、肌に触れるたびあかりの体が跳ねる。ゆうきの優しい愛撫とは全然違う。たかしの指は強く、的確で、あかりの弱いところをすぐに見つける。息が上がって、頭が真っ白になる。たかしの体が覆い被さってきて、圧倒的な存在感。あかりは抵抗しようとしたけど、体が言うことを聞かない。熱い塊が近づいて、初めての感覚に体が震える。痛みと快楽が混ざって、涙が出た。でも、それ以上に満たされる感じ。ゆうきとの夜とは比べ物にならない。

翌朝、ベッドで目覚めて後悔が押し寄せる。ゆうきに何て言えばいいんだろう。でも、体はまだ熱を覚えてる。たかしは平然と朝食を作ってくれて、「また会おうぜ」って笑う。あかりは頷くしかなかった。

それから、ゆうきとの時間はぎこちなくなる。デート中も、たかしのことを考えてしまう。ゆうきが手を握っても、物足りない。たかしと会う回数が増える。毎回、もっと深く、もっと激しく。たかしの体はあかりを支配するみたいに動く。最初は怖かったのに、今はそれが心地いい。声が抑えきれなくて、部屋に響く。たかしはあかりの変化を楽しんでるみたいに、いろんなことを試す。鏡の前で、後ろから、いろんな体位で。あかりは自分が見える。乱れた髪、赤い顔、ゆうきが見たら泣くような表情。

ゆうきは気づき始める。あかりのよそよそしさ、遅い帰り。問い詰められて、あかりは泣きながら別れを告げる。「ごめん、もう無理」って。ゆうきはショックで、何も言えずに去っていく。あかりの心は痛むけど、たかしの元へ向かう足は止まらない。

たかしとの関係はどんどん深くなる。毎日会いたくて、仕事もサークルも手につかない。たかしの体を知り尽くす。あの熱さ、硬さ、動きの一つ一つがあかりを狂わせる。ゆうきとの淡い思い出は薄れていく。たかしはあかりを自分のものにするみたいに、強く抱く。夜が明けるまで、何度も何度も。体が限界でも、欲が止まらない。

ある日、たかしがあかりに言う。「お前はもう俺なしじゃいられないだろ」って。あかりは頷く。完全に堕ちてる。ゆうきのことなんて、遠い過去。たかしの腕の中で、あかりは幸せを感じる。ラブコメのヒロインだった自分が、こんな風に変わるなんて思わなかった。でも、今はこれでいい。たかしの熱に包まれて、永遠に。

物語はあかりの独白で終わる。「ゆうき、ごめんね。でも、私はもう戻れない。この熱い快楽に、溺れてるの」って。外は朝焼け。たかしの寝息が聞こえる。あかりは微笑んで、目を閉じる。堕ちた先の、世界。