PR

▶【新刊】「男勝りな幼馴染がエッチのときだけ女っぽくなる」あらまあ

「男勝りな幼馴染がエッチのときだけ女っぽくなる」

無料サンプルはこちら ▶

 

 

 

 

 

============================

ノッポで人見知り屋の史郎は、いつもクラスで浮いた存在だった。背が高いせいで目立つのに、口下手で友達も少なく、休み時間は一人で本を読んだり、スマホをいじったりする日々。そんな彼に、唯一の幼馴染がいる。他のクラスに所属する陸上部のエースで、学校のカースト上位を独走する女子──郷里チカだ。チカは小麦色の肌に引き締まったボディライン、ショートカットの髪を風になびかせて走る姿は、男子たちの憧れの的。だが、史郎にとってはただの厄介者だった。

幼い頃から、チカは男勝りで活発。サッカーや虫取りが趣味の彼女と、史郎のインドア派の性格は水と油のように合わなかった。夏休みには無理やり外に連れ出され、泥だらけになって帰宅したり、彼女の無茶なイタズラに振り回されたり。史郎はいつも「またかよ」とため息をつきながら、チカのペースに巻き込まれてきた。高校生になっても、それは変わらない。部活帰りに史郎の家に寄っては、宿題を写させろと図々しく迫ってくるのだ。史郎は心底うんざりしていた。チカの明るい笑顔の裏に、幼馴染だからこその甘えが見え隠れするたび、複雑な苛立ちが募る。彼女の存在は、史郎の静かな日常を乱す嵐のようなものだった。

そんなある夏の夕暮れ、いつものようにインターホンが鳴った。「史郎ー、開けろよ! 宿題見せてくれんの!」チカの元気な声が響く。史郎はベッドに寝転がり、コントローラーを握ったままため息をついた。ちょうど新しく買ったエロゲをプレイ中だった。画面には、巨乳のヒロインたちがわいせわいと登場し、史郎の頰を熱くさせる。現実では女子とろくに話せない自分が、こんなゲームに没頭するしかない──そんな自嘲が胸に渦巻く。

渋々ドアを開けると、チカは汗ばんだユニフォーム姿で立っていた。陸上部の練習帰りらしく、Tシャツが肌に張り付き、豊かな胸の谷間がくっきり浮かび上がる。史郎は視線を逸らし、部屋に招き入れる。「またかよ。自分でやれよ」史郎のぶっきらぼうな言葉に、チカはケラケラ笑いながらベッドにどっかり座った。「いいじゃん、幼馴染の特権だよ。で、何やってんの? あれ、ゲーム? ふふ、女の子がいっぱい……しかもみんなおっぱいデカいねぇ! 史郎、こんなのばっか好きなんだ? キモーい!」

チカのからかうような視線に、史郎の顔が真っ赤に染まる。恥ずかしさとイライラが一気に爆発しそうだった。いつもこうだ。チカは史郎の弱みを突いては、楽しげに笑う。幼い頃の記憶がフラッシュバックする──チカに引っ張られて川で溺れかけた日、彼女の家で隠れて泣いた夜。積もり積もったフラストレーションが、喉元までせり上がる。「うるせぇよ……」史郎は呟き、コントローラーを放り投げた。

するとチカは悪戯っぽく目を細め、身を寄せてきた。「へぇ、巨乳好きならさ、私の触ってみなよ? どうせゲームのより本物の方がいいでしょ?」挑発的な言葉に、史郎の理性が音を立てて崩れる。冗談だろ? でも、チカの胸はすぐそこにあり、柔らかく揺れている。思春期の衝動が抑えきれず、史郎は震える手でその膨らみを鷲掴みにした。──柔らかい。温かい。ゲームの感触とは比べ物にならない、弾力のある感触が指先に伝わる。

「きゃっ! ちょ、冗談だってば……史郎、何やってんのよ!」チカは慌てて手を払おうとするが、声にいつもの威勢がない。史郎の心臓は激しく鼓動し、止まらない。触れてしまった今、引き返すなんて不可能だ。チカの頰が赤らみ、息が少し乱れている。いつも男勝りで、男子更衣室の前で平気でからかうチカが、こんなに女らしい反応を見せるなんて。史郎の興奮は頂点に達し、手が自然と下へ滑る。チカのショートパンツの中に指を忍び込ませ、湿った秘部を探る。くちゅ……くちゅ……指が蜜に絡み、卑猥な音が部屋に響く。

「んっ……あ、待って……史郎、そこ……」チカの声が震え、普段の強気な態度は霧散していた。腰をくねらせ、甘い吐息を漏らす姿は、完全にメスそのもの。陸上部で鍛えられたしなやかな脚が、史郎の体に絡みつく。史郎の股間は痛いほどに張りつめ、理性の糸が切れる。ズボンを下ろし、熱く勃起したものをチカの入口に押し当てる。「チカ……ごめん、もう……」囁くように言い、腰を沈めた。ぬるりと滑り込む感触に、二人は同時に声を上げた。チカの内壁が史郎を締めつけ、熱い波が体を駆け巡る。幼馴染の体が、こんなにも甘く乱れるなんて──史郎はただ、夢中で腰を振った。夕陽がカーテン越しに差し込み、二人の影を長く伸ばす中、積年の想いが、激しいリズムで溶け合っていく。