おいおいおいおい待ってくれよ。
マジで昨日の夜、俺は一体何を見せられたんだ?
どうも、週に一度の『忍者と極道』摂取だけを生きがいにしている限界オタク、俺だ。
正直に言う。
第7話、ヤバすぎた。
これまでも「覇世川左虎の散り様」とか「夢澤の兄貴の漢気」とか、俺たちの涙腺を崩壊させる神回はあった。あったけども!
今回の第7話「第四章 幼狂死亡遊戯(ようきょうしぼうゆうぎ) STAGE1」。
ここからが本当の地獄だと言わんばかりの、最ッッッ高にエグくて、最ッッッ高に熱いスタートだったぞ!!
まだ興奮で手が震えてるけど、このドチャクソに重い感情を書き殴らないと今週の仕事が手につかねぇから、全力で感想を書いていく。
未視聴の奴は今すぐアマプラで見てこい。 ネタバレ全開でいくからな!
1. 開幕から「喪失」の描き方がエグい
まずアバンタイトルよ。
忍者(しのは)と極道(きわみ)、二人の「喪失」の対比が美しすぎて吐きそうになった。
先週の激闘で散った仲間たち。
忍者はあくまで静かに、しかし内側でドロドロとしたどす黒い殺意を燃やしているのが、小林千晃さんの抑えた演技からビンビン伝わってくる。
一方で極道さんだよ。小西克幸さんのあの**「軽薄なようでいて、誰よりも深い絶望を抱えている」声のトーン**。
表向きはエリート会社員として振る舞いながら、その背中には修羅の業を背負ってる感じ。
この二人が、互いに「親友(マブ)」だと思いながら、互いの組織を殲滅(みなごろし)にしようとしてる皮肉。
アニメの色彩設計がまたイカれてて(褒め言葉)、二人の心情を表すような極彩色の影演出が入るたびに、俺の脳内麻薬がドバドバ出る。
「静」のパートなのに、画面から発せられるプレッシャーがガチで半端なかった。
2. プリセンスストアでの「邂逅」! 愛多間七総理のオーラがヤバい
そして今回のハイライトその1。
忍者(しのは)と愛多間七(あいたまなな)総理の、プリンセスストアでの遭遇シーンな!!
ここ、原作読んだ時も震えたけど、アニメになると緊張感が段違いだった。
「プリンセスシリーズ」という女児向けアニメを愛する者同士としてのシンパシー。
でも片や**「悪を斬る忍者」、片や「国を背負う総理大臣(しかも裏の顔あり)」**。
変装してる総理の**「ただのオタク女子」感と、ふとした瞬間に漏れ出る「強者の風格」の使い分け。
このシーン、背景のファンシーなグッズと、二人の間に流れるピリついた空気のギャップが芸術の域に達してたわ。
忍者が「同志」として接している時の純粋な笑顔が、後の展開を知っている俺たち原作勢からすると逆に辛くて直視できねぇ……。**
あと、店内のBGMが無駄にポップで可愛いのが、逆に狂気を煽ってて最高。
音響監督、マジでいい仕事しすぎだろ。
3. ガムテの絶叫、そして「割れた子供達(グラス・チルドレン)」集結
はい、来ました。今週のメインディッシュ。
ガムテ(CV:上坂すみれ)の演技が、ガチで凄まじかった。
これまでの「陽気なアホの子」ムーブから一転。
「ママ」こと雄鷹斗女(おたか・とめ)に寄り添うシーンの、あの悲痛な声。
上坂すみれさん、あんた天才か?
ただ悲しいだけじゃない。世界そのものを呪うような、腹の底から絞り出した怨嗟の声。
「オレは必ず 忍者(にんじゃ)と一緒に極道(きわみ)も殺す。ママを棄てたあのクソ野郎は 必ず殺す!」
このセリフを聞いた瞬間、鳥肌が止まらなかった。
ガムテにとっての「正義」と、忍者の「正義」が完全にぶつかり合う未来が見えて、胸が締め付けられる。
そしてついに姿を現した**「割れた子供達(グラス・チルドレン)」の面々!
キャストが豪華すぎて笑うしかなかったわ。
舞踏鳥(プリマ)にLynnさん**、黄金球(バロンドール)に八代拓さんって……!
制作陣、この「子供たち」にどれだけリソース割いてんだよ!?
彼らのビジュアルも、原作のあの独特な劇画タッチを完全に再現しつつ、アニメならではの滑らかな動きが加わってて、「こいつら、マジでヤバい奴らだ」っていう説得力がハンパない。
特にあどけなさと残虐さが同居してる表情の作画。
アニメーターさんの魂(ソウル)が削られてるのが画面越しに伝わってきた。
4. 「第四章 幼狂死亡遊戯」という地獄への入り口
今回のサブタイトル「幼狂死亡遊戯」。
文字通り、子供たちが狂った遊びのように殺し合いをする章の始まりだ。
第7話は、派手なバトルこそ少なかったものの、「これから始まる地獄」への助走として完璧な回だったと思う。
忍者と極道の関係性、ガムテの闇、そして動き出す新たな脅威。
全ての要素が、来週以降の「絶望」に向かって綺麗に舗装された感じがして、見ていてゾクゾクが止まらなかった。
特にラストシーン。
夕陽(という名の毒々しいネオンカラー)に照らされたグラス・チルドレンたちのシルエット。
「あ、これもう誰も救われないやつだ」って直感させる演出がマジでエグい。
視聴者のメンタルをゴリゴリに削りに来てる。
5. まとめ:来週まで待てない俺たちはどうすればいい?
総評として、第7話は「神回」確定だ。
バトルの派手さじゃなくて、物語の深度とキャラクターの感情の熱量で殴ってきた。
原作未読のアニメ勢に警告しておく。
ここから先、マジで覚悟して見ろ。
「子供がひどい目に遭うのはちょっと……」とか言ってる場合じゃねぇ。
『忍者と極道』という作品の本質(カルマ)が、この章には詰まってるんだよ!!
俺はもう、来週の放送が待ち遠しすぎて体調がおかしくなりそうだ。
とりあえず、録画した第7話をあと5回は見返して、ガムテの絶叫を脳に刻み込んでくる。
みんなも一緒に地獄(アニメ)を楽しもうぜ!!
来週も絶対にリアタイ視聴して、実況で叫び散らかそうな!!
