「エロ動画で稼ぎたい塩ギャルと陰キャの俺」
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エロ動画で稼ぎたい塩ギャルと陰キャの俺
給料日後の風俗を唯一の楽しみにしてる、ただの素人童貞の俺。三十路手前で、仕事は地味なデスクワーク。毎日同じルーチンで、残業続きの日はカップラーメンで済ませて、ようやく迎える給料日。あの瞬間だけが、俺のささやかな解放だ。いつもの店に行って、馴染みの嬢に身を任せる。経験なんてろくにないのに、そこでだけは少し人間らしくなれる気がする。童貞のままおっさんになってるなんて、笑えるよな。友達もいないし、休日は部屋で古いゲームやって過ごすだけ。外の世界は遠い。
ある日、いつものように店を出て、余韻に浸りながら歩いてたら、嬢から急に連絡が来た。LINEで、「ねえ、友達が個人で動画撮って稼ぎたいんだけど、相手役探してるの。興味ない?」って。びっくりしたよ。俺みたいなのが? 男優なんて、経験ゼロのザコだぞ。返事しようか迷って、指が止まる。心臓がドキドキして、頭の中ぐちゃぐちゃ。
彼女は優しく説明してくれた。「温厚で、害がない感じの奥手な人を探してるんだって。無理強いしないし、ただ一緒に撮るだけ。報酬もちゃんと出るよ」って。俺、ぴったりじゃん。争いごと嫌いだし、女性に強く出たことなんてない。童貞のままここまで来たんだから、奥手って言葉が俺のキャラそのもの。迷ったけど、「それなら、やってみます」って返事しちゃった。人生、たまには冒険だろ。
連絡先を交換して、数日後、待ち合わせ場所の喫茶店に行く。指定されたのは街外れの古い店で、俺はコーヒー飲みながら待つ。時間通りに来るかな、ドキドキする。ドアが開いて、入ってきたのは……マジで別世界の女の子。金髪のロングヘアに、塩系メイクがバッチリ決まったギャル。身長高めで、スタイル抜群。ミニスカートにクロップドトップス、アクセサリーがキラキラ。肌は日焼け跡が少し残ってて、健康的。目が合うだけで、俺の存在が消えそうになる。こんなハイスペックな子と、俺みたいな陰キャが交わるなんて、ありえない。彼女、名前はリナ。二十歳過ぎの大学生だって後で知ったけど、見た目からして人生の勝ち組。俺はただの冴えないおじさんなのに。
「あなたが相手役? ふーん、まあいいや。早くホテル行こ」って、クールに言われてついていく。心臓が爆発しそう。ホテルは近くのラブホで、部屋に入るとピンクの照明が柔らかく広がってる。ベッドは広くて、鏡張りの壁がなんか緊張を増す。撮影の準備を始めるんだけど、リナはスマホを三脚にセットしながら、「勝手に触ったらマジでキレるよ。言われたことだけやってね」って、冷たく釘を刺す。声に棘があるけど、それがかえって魅力的。俺、頷くしかなくて、手が震える。
それでも、こんなチャンス二度とない。言われるがままに始める。まずは軽いシーンから。リナがカメラに向かって自己紹介みたいに笑う。「今日はこの人と一緒に、楽しい動画撮っちゃうよー」って、プロっぽい。俺はベッドの端に座って、指示を待つ。彼女の香水の匂いが部屋に広がって、甘くて頭クラクラする。リナが近づいてきて、肩に手を置く。温かさが伝わって、俺の体が固くなる。「リラックスしてよ。自然に」って言うけど、俺の心臓はうるさい。
撮影が進むにつれ、だんだん距離が縮まる。リナの指が俺の腕をなぞるみたいに触れて、柔らかい感触がじんわり。彼女の息が耳にかかるたび、ぞわぞわする。冷たい態度だったのに、カメラが回ってる間はプロフェッショナル。俺のシャツをゆっくり脱がせて、胸にキスみたいに唇を寄せる。熱い。俺、声が出ちゃって、恥ずかしい。リナは「いいよ、それで」って囁く。彼女の肌はすべすべで、触れるたびに電気が走るみたい。俺の手を導いて、彼女の腰に回す。細くて、温かくて、夢みたい。
シーンが変わって、もっと親密に。リナが俺の上に跨がる形で、ゆっくり動く。体が密着して、汗が混じり合う。彼女の髪が俺の顔にかかって、シャンプーの匂い。息が荒くなって、部屋に響く。リナの目が少し潤んで、塩ギャルのクールさが崩れていく。「もっと感じてよ」って、俺を煽る。俺、必死に反応する。経験ないのに、体が勝手に動く。彼女の動きがリズムを刻んで、波みたいにくる。快感が積み重なって、頭真っ白。
休憩みたいにキスが入る。リナの唇が柔らかくて、甘い味がする。舌が絡むと、俺の理性が飛ぶ。彼女の手が俺の背中を撫でて、爪が軽く食い込む。痛いのに、心地いい。撮影なのに、どんどん本気っぽくなる。リナの声が少し甘くなって、「ここ、こう?」って聞きながら導く。俺、頷くしかなくて、没頭する。体が熱くなって、汗だく。鏡に映る俺たち、まるで別人。
クライマックス近くて、リナの動きが激しくなる。体がぶつかる音が部屋に満ちて、息が切れる。彼女の表情が変わって、目が合って、なんか繋がってる気がする。俺、限界きて、声が漏れる。リナも「いい、そこで」って。頂点に達して、二人とも息を荒げて崩れ落ちる。カメラはまだ回ってるけど、もう関係ない。余韻に浸って、ベッドで横になる。リナがタオルで汗を拭いて、「意外とよかったよ」って、初めて笑う。塩ギャルの笑顔、かわいい。
撮影終わって、報酬をもらう。リナと連絡先交換して、「また誘うかも」って言われた。俺、人生変わったかも。陰キャの俺が、こんな体験。風俗の楽しみなんて、吹き飛んだ。次はどんな動画になるかな。ドキドキが止まらないよ。

