PR

▶【新刊】「彼女の友達はドスケベ褐色ギャル」とっくに特区

「彼女の友達はドスケベ褐色ギャル」

無料サンプルはこちら ▶

 

 

 

「彼女の友達はドスケベ褐色ギャル」

▶ 続きはこちら

 

 

 

 

 

 

==================================

大学2年生の俺、佐藤悠斗(さとう ゆうと)は、初めてできた彼女、彩花(あやか)とのデートに心を躍らせていた。彩花は同じ大学の文学部に通う穏やかで優しい子で、付き合ってまだ1ヶ月。今日は彼女が一人暮らしするアパートで、初めての「自宅デート」をする約束だった。キッチンで一緒にカレーを作り、ソファで映画を観ながらのんびり過ごす――そんなささやかな幸せを想像して、朝からそわそわしていた。

彩花の家に着くと、彼女はエプロン姿で笑顔で迎えてくれた。狭いワンルームは、彼女らしい柔らかい色合いのカーテンやクッションで彩られ、ほのかにフローラルな香水の香りが漂う。二人でキッチンに立ち、野菜を切ったりルーを溶かしたりしながら、ぎこちないけど温かい時間を過ごした。食事を終え、ソファで寄り添いながらNetflixを開いた瞬間、インターホンが鳴った。

「え、誰?」彩花が不思議そうに立ち上がる。ドアを開けると、そこには大学で噂の派手なギャル、宝条楓(ほうじょう かえで)が立っていた。褐色の肌に、鮮やかなピンクのトップスとタイトなデニム。彼女の存在感は、まるで部屋全体を一瞬で塗り替えるようだった。「やっほー、彩花! 近くに来たから寄っちゃった!」と、楓はケーキの箱を手に笑う。彩花とはサークルで親しいらしいが、俺とは会話らしい会話もしたことがない。

彩花は驚きつつも「せっかくだから一緒に飲もうよ!」と提案。断る理由もなく、結局3人で宅飲みをすることに。テーブルにはビールやチューハイが並び、楓の明るいトークで場は盛り上がった。彩花は楽しそうに笑い、俺も最初は気まずさを忘れて会話に加わった。だが、夜が深まるにつれ、彩花はソファでうとうとと眠り始めてしまった。彼女の寝顔は穏やかで、俺はそっとブランケットをかけてやった。

すると、楓が急に声を潜めて言った。「ねえ、悠斗くん、彩花ってほんと無防備だよね。」彼女の目はいたずらっぽく光り、距離がぐっと縮まる。俺はドキッとして後ずさったが、楓はさらに身を寄せてくる。彼女の香水の甘い香りと、自信に満ちた笑顔に、俺の心臓はバクバクと鳴り始めた。「彩花が寝てる間に、ちょっと遊ばない?」と、楓は囁く。彼女の声は、まるで誘うようなメロディのようだった。

「いや、ダメだろ! 彩花が…」と、俺は必死で拒もうとした。だが、楓の存在感は圧倒的で、彼女の言葉や仕草に引き込まれる自分がいた。彼女は立ち上がり、ゆっくりと部屋の中を歩きながら、俺の視線を絡め取るように微笑む。心の中では「これはまずい」と理性が叫ぶのに、体は動かず、ただ彼女の動きを目で追ってしまう。

やがて、楓は彩花が寝ているソファのすぐ隣の小さな仕切りスペースに俺を誘い込んだ。「ここならバレないよ」と、彼女は悪戯っぽく笑う。俺の頭は真っ白になり、理性と感情がせめぎ合う。彼女の自信に満ちた態度、近づくたびに感じる体温――全てが俺の心を揺さぶった。気がつけば、俺は彼女の手を取り、彼女もまた俺の手を握り返していた。

その瞬間、まるで時間が止まったようだった。彩花がすぐそばで眠っているのに、俺は楓の誘いに抗えず、彼女との距離を詰めてしまう。心のどこかで「これは裏切りだ」と罪悪感が叫ぶが、楓の瞳に見つめられると、まるで別世界に引きずり込まれるようだった。俺たちは言葉もなく、ただ互いの熱に身を委ね、理性の糸が切れる寸前まで追い詰められていた。

そして、ついに――俺は全てを忘れ、楓との刹那に溺れた。彩花の寝息が聞こえる部屋で、俺は自分を失い、ただ目の前の衝動に流された。後悔と快感が交錯する中、俺はもう引き返せないところまで来てしまったことを悟った。