『ゼロな僕は地雷に触れる』
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C108で頒布予定の新刊です。
クラスで空気な主人公×噂だらけのピアス女子の
ちょっとだけインモラルなボーイミーツガールを予定しています。
※一部NTRととれる表現があります。
概要:『ゼロな僕は地雷に触れる』
本作は、華やかな大都会のWEB広告業界を舞台に、すべてを失って「ゼロ」になった元エリートの青年と、業界内で「美しき地雷」と恐れられる完璧主義の年上女上司が織りなす、大人のための痛快&ビターなオフィス・ラブロマンスである。
タイトルの「ゼロな僕」とは、過去の挫折によってキャリアも自信もリセットされた主人公・神崎 零(かんざき れい)を指し、「地雷」とは、踏めば即座にプロジェクトから更迭されるという、関わる者すべてを戦慄させる絶対的な存在・五月女 舞(さおとめ まい)の比喩である。
人生のどん底にいる青年が、触れてはならない極上の美貌を持つ「地雷」に敢えて飛び込み、彼女の氷の仮面の下に隠された「誰よりも寂しがり屋な大人の素顔」を暴いていく。反発し合う二人の距離が、深夜のオフィスや秘密の出張先で急速に縮まっていく甘美な攻防戦がドラマチックに描かれる。
主な登場人物
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神崎 零(かんざき れい)
25歳。かつては若手有望株だったが、信じていた仲間に裏切られ全てを失った青年。現在は契約社員として再起をかける。「ゼロだからこそ、もう失うものはない」という不敵な覚悟を胸に秘めている。
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五月女 舞(さおとめ まい)
29歳。クリエイティブ局の最年少部長。息を呑むようなプロポーションと鋭い審美眼を持つ美女。完璧主義ゆえに周囲からは「踏んだら終わり=地雷」と煙たがられているが、内面には強い孤独と激しい情熱を隠している。
あらすじ
1. ゼロの覚悟と、氷の女王との邂逅
初夏のオフィス。神崎零が配属されたのは、社内で最も離職率が高いとされる五月女舞の直属のチームだった。完璧なタイトなスーツを着こなし、ハイヒールの音を響かせて歩く舞は、冷徹な美しさで周囲を圧倒していた。
「あなた、自分のことを『ゼロ』だと思っているの? だったら、私の足を引っ張らないことね。ここは戦場よ」
冷たい眼差しで言い放つ舞。しかし、零はその瞳の奥に、過酷な競争社会を一人で戦い抜いてきた女性の深い疲弊を感じ取っていた。誰もが彼女の機嫌を伺い、距離を置く中で、零だけは彼女の過酷な要求に正面から応え続けた。
彼女の「地雷」に敢えて触れに行くような零の態度に、舞は次第に、彼をただの部下としてではなく、一人の「男」として意識し始める。
2. 深夜のバックヤード、暴かれる脆き素顔
数週間後、競合他社との大規模なコンペの直前、二人は深夜までオフィスに居残ることになった。周囲の明かりが消え、デスクのスタンドライトだけが二人を照らす静寂の空間。
極度の緊張と疲労により、舞はめまいを起こして倒れそうになる。それを咄嗟に抱きとめたのは零だった。
「……放して。私は、まだやれるわ」
強がる舞だったが、零の胸に押し付けられた彼女の身体は、驚くほど華奢で、細く震えていた。衣服越しに伝わる彼女の確かな体温と、張り詰めた室内に漂う彼女固有の甘くエレガントな香水の匂い。
零は彼女をソファに座らせ、その冷たくなった手をそっと両手で包み込んだ。
「五月女さん、もう一人で戦うのはやめてください。僕が、あなたの盾になります」
普段の冷徹な仮面をかなぐり捨て、潤んだ瞳で零を見つめ返す舞。大人のプライドと、初めて暴かれた一人の女性としての脆さ。二人の間の境界線が、静かに崩れ去っていく。
3. 出張先の嵐の夜、地雷の起爆
物語のクライマックスは、地方都市でのコンペ当日。見事に勝利を収めたものの、帰りの新幹線が激しい豪雨によって運休となり、二人は現地の一軒のホテルに宿泊せざるを得なくなった。
部屋の明かりを落とし、窓の外の激しい雨音が響く中、舞はドレスのジャケットを脱ぎ捨て、薄手のシルクブラウス姿で零の部屋を訪れた。
「私……完璧な私じゃなくなったら、誰もそばにいてくれないと思ってた。でも、あなたは違った……」
そう言う舞の瞳には、大人の女性としての熱烈な独占欲と、隠しきれない情熱が宿っていた。
零はもう躊躇わなかった。彼は舞の細い肩を強く引き寄せ、その美しい唇を塞いだ。
それは、これまでの「上司と部下」という関係を完全に融解させる、深くて濃厚な大人のための口づけだった。舞は嬉しそうに吐息を漏らし、零の首に腕を回して強く抱き返してきた。衣服が擦れる音と、密室に響く重なる鼓動。彼女の豊かなプロポーションと、熟した大人の情愛。お互いの孤独を全て溶かすような極上の多幸感の中、二人の心と身体はどこまでも深く、甘美に結ばれていった。
4. 秘密の共犯関係
翌週の月曜日。オフィスには、いつものように凛とした表情でテキパキと指示を出す「氷の女王」としての舞の姿があった。周囲の社員は、彼女が週末にどれほど艶やかな変貌を遂げたかなど、知る由もない。
しかし、書類を受け取るために零が近づいた一瞬だけ、舞はデスクの下で零の指先に自分の指をほんの少しだけ絡ませ、悪戯っぽく微笑んだ。
「神崎くん、今日の夜のミーティング(秘密の逢瀬)も、遅れないようにね?」
どん底の「ゼロ」から始まった、誰も知らない大人の秘密の共犯関係。美しき「地雷」の本性を独占する零と、彼にだけ全てを委ねる舞の、刺激的で最高に甘やかな物語は、これからもさらに深く織り上げられていく。
『ゼロな僕は地雷に触れる』
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