「性感開発クリニック〜感じないギャルが乳首責めでトロ顔でイキ狂うまで〜」
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不可三加奈（ふかみ かな）、20歳。クールな雰囲気を漂わせるギャル系の女性だ。派手なメイクと鋭い目つきで周囲を寄せ付けないオーラを放つが、内心では人一倍繊細な一面を抱えている。そんな彼女には、誰にも言えない悩みがあった。それは、感情や感覚が人よりも鈍いのではないかという不安——いわゆる「不感症」だ。感受性が豊かなはずの若者にとって、この悩みは重くのしかかっていた。どんなに楽しい出来事があっても、心が動かされることが少なく、恋愛においてもどこか冷めた気持ちが拭えない。それが、加奈の心に暗い影を落としていた。
ある日、加奈は恋人の裏切りを耳にしてしまう。カフェで友人と話す彼の声が、偶然にも加奈の耳に飛び込んできたのだ。「加奈って、なんかマグロみたいだよな。反応薄くてさ、つまんねえよ」と。彼の軽薄な言葉は、加奈の心に鋭い刃のように突き刺さった。ショックと怒りで胸が締め付けられる中、彼女は即座に彼の連絡先をブロック。心の傷を隠すように、SNSで親しい友人、**淫堂魔理（いんどう まり）**にメッセージを送った。
魔理は、加奈の数少ない理解者だった。23歳の魔理は、ミステリアスな魅力を持つ女性で、どこか掴みどころのない雰囲気を持っていた。彼女はいつも加奈の愚痴を優しく受け止め、ユーモアを交えて励ましてくれる存在だ。この日も、加奈は我慢できずに溜まった苛立ちを魔理にぶつけた。「もう、アイツ最低！ 私の気持ちなんて全然わかってない！」と吐き出すと、魔理はいつものように軽やかな口調で返してきた。「あー、そいつダメ男確定ね。加奈、もっと自分に自信持っていいよ！ ていうかさ、ちょっと話したいことあるなら、直接会って話さない？」
オンラインでのやり取りを続けているうち、加奈はふと自分の本当の悩みを口にした。「私、なんか…感じること自体が苦手なのかも。恋愛でも、感情が動かないっていうか…。それが原因で、アイツにあんなこと言われたのかなって…」。言葉にすると、胸の奥にしまっていた負い目がむき出しになった気がした。すると、魔理の声が急に明るくなった。「ねえ、加奈、それなら私に任せてよ！ 実は私、マッサージ店やってるの。そこにね、感覚を呼び覚ます特別なコースがあるんだ。リラックスして体と心をほぐすやつ！ 試してみない？」
魔理が経営するマッサージ店は、都会の片隅にある隠れ家的なサロンだった。彼女いわく、そのコースは「感じにくい体質を改善する」ための特別な施術で、心と体のバランスを整える効果があるという。魔理の自信に満ちた口調と、彼女への信頼感から、加奈は迷いながらもその提案に乗ることにした。「まぁ、魔理が言うなら…ちょっと行ってみようかな」。そう決意し、加奈は翌日、魔理の店へと足を運んだ。
サロンは、薄暗い照明とアロマの香りに包まれた落ち着いた空間だった。魔理は普段の軽やかな雰囲気とは違い、プロのマッサージ師として穏やかで落ち着いた笑顔で加奈を迎えた。「ここでは、全部私に任せてリラックスしてね。加奈の心と体、ちゃんと目覚めさせてあげるから」。その言葉に安心した加奈は、施術台に横になり、魔理の手による施術が始まるのを待った。柔らかな音楽と、魔理の温かい手の感触に、加奈の緊張は少しずつ解けていくようだった。
だが、加奈が知らなかったのは、魔理の裏の顔だった。実は、魔理はただのマッサージ師ではなかった。彼女は人間に擬態するサキュバス——人の感情や感覚を操り、そのエネルギーを糧とする存在だった。魔理が提案した「特別なコース」は、加奈の心の奥底に眠る感覚を引き出し、彼女のエネルギーを吸収するための巧妙な罠だったのだ。施術が進むにつれ、加奈は不思議な高揚感に包まれていく。だがその裏で、魔理の瞳は妖しく光り、彼女の計画が静かに動き始めていた…。