「母スワッピング4」
=========================
将斗は二十歳の大学生で、親友の卓也と同じく二十歳。二人とも地元のアパートで一人暮らしを始めたばかりだった。将斗の母、美咲は四十二歳。スレンダーな体型を保ち、近所のヨガ教室に通う明るい女性だ。一方、卓也の母、彩花は四十歳。ふっくらした優しい笑顔が魅力で、近所の喫茶店でパートをしている。美咲と彩花は昔からのママ友で、よく一緒にランチをしたり、旅行に行ったりする仲だった。
ある夏の夜、将斗と卓也は美咲の家でバーベキューをすることになった。父たちは仕事でいない。美咲が「たまには若い子たちと賑やかにね」と誘ったのだ。卓也は将斗の家に泊まりがてら参加。庭で肉を焼いていると、彩花も「私も混ぜて」とやってきた。四人でワイワイ飲んで、話は尽きない。将斗は彩花の柔らかい雰囲気に、いつものように心惹かれる。卓也は美咲のシャープな魅力に、なんだかドキドキする。
酒が入って、みんな少し大胆になる。美咲が「最近、旦那たちがいなくて寂しいわよね」と笑うと、彩花が「ほんと、若い頃みたいにワクワクしたいわ」と返す。将斗は冗談めかして「じゃあ、僕らが代わりに何かしてあげようか」と言う。卓也も乗っかって「そうだよ、母さんたちを喜ばせようぜ」。最初は笑い話だったけど、夜が更けるにつれ、空気が変わる。
美咲が「実はね、私たち、昔からちょっとした秘密があるのよ」と切り出す。彩花が頷く。二人は若い頃、夫婦交換みたいな遊びをしたことがあるんだって。みんな驚くけど、好奇心が勝つ。将斗は彩花の手をそっと握ってみる。温かくて、柔らかくて、胸が鳴る。卓也は美咲の肩に触れて、彼女の視線に捕まる。
翌日、将斗は卓也に相談する。「昨日さ、彩花さんのこと、なんか本気で好きかも」。卓也も「俺も美咲さんのこと、気になって仕方ない」。二人とも母同士の関係を壊したくないけど、気持ちが抑えられない。美咲と彩花はそんな息子たちの様子を見て、くすくす笑う。「じゃあ、みんなで新しい関係を試してみない?」と美咲が提案。彩花が「誰も傷つかないように、楽しくね」と。
こうして、四人の不思議な交換が始まる。将斗は彩花と過ごす時間が多くなる。朝、キッチンで一緒にコーヒーを淹れる。彩花の髪が揺れるたび、将斗は優しく抱き寄せる。彼女の体温を感じて、唇を重ねる。ゆっくりと、互いの息が混ざる。彩花は恥ずかしそうに目を伏せるけど、将斗の首に腕を回す。将斗は彼女の背中を撫で、耳元で「ずっとこうしていたい」と囁く。彩花の頰が赤らむ。
一方、卓也は美咲と。美咲はアクティブで、卓也をドライブに連れ出す。海辺でサンセットを見ながら、卓也は美咲の腰に手を置く。彼女は振り返って微笑み、卓也の胸に寄りかかる。波の音が響く中、二人は砂浜に座って語り合う。美咲が「あなたみたいな若い子に、こんなにドキドキするなんて」と言う。卓也は彼女の指を絡めて、優しくキスする。美咲の体が震えるけど、受け入れる。
四人で集まる時も増える。美咲の家で映画を見たり、卓也のアパートでゲームしたり。自然とペアが変わる。将斗と美咲は母子だけど、この関係では新しい刺激。美咲は将斗に「あなた、意外と大胆ね」とからかう。将斗は母の魅力を再発見する。彩花と卓也も、互いの温かさを分かち合う。
でも、将斗の想いは彩花に強く向かう。ある雨の夜、彩花の家で二人きり。彩花が「将斗くん、私のことどう思ってるの?」と聞く。将斗は正直に「好きです。母さんみたいに、でもそれ以上」と。彩花の目が潤む。「私もよ。卓也くんもいい子だけど、あなたの熱さが心地いい」。二人はソファで寄り添い、互いの体を確かめ合う。将斗の手が彩花の肩から滑り落ち、彼女の息が乱れる。ゆっくり、服の上から触れ合い、温もりを共有。彩花が将斗のシャツを脱がせ、肌を合わせる。雨音がカーテンみたいに二人の世界を包む。
卓也は美咲に惹かれていく。美咲の家でヨガを教わる。美咲の動きに合わせて、卓也は後ろから支える。汗ばんだ体が触れ、視線が絡む。美咲が「もっと近くに来て」と。卓也は彼女を抱き、首筋に唇を寄せる。美咲の笑い声が甘くなる。二人はマットの上に倒れ込み、互いの鼓動を感じる。卓也の指が美咲の腰をなぞり、彼女の体が反応する。
四人の関係は複雑だけど、誰も無理しない。時々、みんなで話す。「これでいいのかな」と将斗が言うと、彩花が「みんなが幸せなら」と。卓也は「俺、こんなに満たされてる」と笑う。美咲は「新しい家族みたいね」と。
将斗の想いは通じる。彩花と将斗は正式に付き合い始める。卓也と美咲も、同じく。母子交換みたいな形だけど、みんなの絆は深まる。週末、四人で旅行に行く。温泉でリラックスし、夜はそれぞれの部屋で過ごすけど、朝は一緒に朝食。笑い声が絶えない。
将斗は彩花の優しさに癒され、彩花は将斗の情熱に若返る。卓也は美咲の強さに刺激され、美咲は卓也の純粋さに心和む。誰も不幸にならない。それぞれの幸せの形。将斗は彩花と手をつなぎ、未来を想像する。卓也は美咲と肩を並べ、日常を楽しむ。
夏が終わり、秋が来ても、四人の物語は続く。想いが通じ、みんなが輝く。こんな不思議なスワッピングが、意外とぴったりだったんだ。

