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▶【新刊】「塩対応の大塩さん2」あらまあ

「塩対応の大塩さん2」

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「塩対応の大塩さん2」

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前回、加藤の熱を出した看病をきっかけに、意外なほど素直に甘えてくる大塩さんと付き合い始めた。あのクールで塩対応な彼女が、ベッドサイドで頰を赤らめながら「ありがとう」と呟く姿は、今でも加藤の胸を熱くする。あれから二人は少しずつ、日常の隙間で恋を育んでいた。学校の階段で指を絡めたり、放課後の屋上で肩を寄せ合ったり。塩辛い言葉の裏に隠れた優しさが、加藤を虜にしていた。

そんな穏やかな日々に、体育祭の季節が訪れた。大塩さんの学年では、恒例の男女ペア二人三脚がメインイベント。クラスメートたちは早速パートナーを決め、グラウンドで練習に励む。加藤は当然、大塩さんと組むことになった。彼女の細い足首に自分の足を合わせるだけで、ドキドキが止まらない。「ふん、加藤なら大丈夫でしょ。転ばないようにね」――大塩さんはいつものようにそっけないが、目が少し柔らかく笑っているのがわかる。

しかし、練習はそう簡単にはいかなかった。加藤は元々運動音痴で、足のタイミングがずれやすい。スタートの合図で駆け出そうとするが、大塩さんのリズムに追いつけず、二人は見事に転倒。砂埃が舞う中、加藤は咄嗟に体を捻り、大塩さんを下敷きにしないよう彼女を抱き寄せた。間一髪、彼女の体に怪我はなかったが、加藤の肘は地面に激しく擦れ、鮮血がにじむ。クラスメートたちの視線が集まる中、大塩さんは慌てて加藤の腕を掴み、「バカ……行こう、保健室」と短く言って連れ出した。

保健室のベッドに座らされ、消毒液の冷たい感触が肘に染みる。加藤は痛みより、別の感情に苛まれていた。運動が苦手な自分が、大塩さんの足を引っ張る。クラスに迷惑をかけて、彼女の体育祭を台無しにするんじゃないか。ペアを組むことに、強い引け目を感じずにはいられなかった。「ごめん、大塩さん。俺、変えてもらった方が……」言葉を絞り出すと、彼女は小さくため息をつき、加藤の隣に腰を下ろした。

「一緒に思い出を作りたいの。加藤と」――その一言は、いつもの塩対応とは違う、素直で温かな響きだった。大塩さんの瞳が、わずかに潤んでいる。彼女は普段、感情を表に出さない。でも今、加藤の前でだけ、心の扉を少し開いている。「転んでもいい。笑われてもいい。それで、二人でゴールできたら、それで十分」彼女の手が、加藤の手にそっと重なる。緊張の糸が切れた瞬間、加藤の体に熱いものが込み上げてきた。下半身が、抑えきれないほどに反応してしまう。恥ずかしさで顔を赤らめ、隠そうとするが、大塩さんは気づいていた。

「ふふ、元気ね」彼女の唇が、悪戯っぽく弧を描く。助けてくれたお礼だと言わんばかりに、大塩さんはベッドの上で膝をつき、加藤のズボンのファスナーを下ろした。保健室は二人きり、午後の授業の喧騒が遠くに聞こえるだけ。彼女の細い指が、熱く張りつめたものを優しく包み、ゆっくりと扱き始める。息が荒くなり、加藤は声を抑えようとするが、無理だった。「あっ……大塩さん……」彼女の視線が上目遣いに絡みつき、興奮を煽る。そして、唇が近づき、温かく湿った感触が先端を覆う。フェラチオの動きは、意外に大胆で、舌先が巧みに這い回る。加藤は腰を震わせ、すぐに頂点に達してしまった。彼女の喉が、静かにそれを飲み干す。

だが、そんな甘い余韻で終わるはずがない。大塩さんは満足げに唇を拭い、加藤の胸に手を置いて押し倒した。「まだ、終わりじゃないわよ」彼女の制服のボタンが一つずつ外れ、白い肌が露わになる。保健室の白いカーテンが、柔らかな光を濾す中、二人は授業のベルを無視して、互いの体を求め合った。最初は騎乗位。彼女が跨がり、ゆっくりと腰を沈める。熱く狭い内部が加藤を締めつけ、甘い吐息が漏れる。「んっ……加藤の、感じる……」リズムを刻むたび、ベッドが小さく軋む。

次にバック。加藤が後ろから抱きつき、彼女の腰を掴んで深く突き上げる。大塩さんの背中が弓なりに反り、普段のクールさが崩れ、喘ぎ声が零れ落ちる。「もっと……強く……!」汗が混じり、肌が滑る感触がたまらない。そして正常位へ移り、互いの顔を見ながらの密着。彼女の脚が加藤の腰に絡みつき、激しく求め合う。授業中の校舎のざわめきが、逆にスリルを増幅させる。ついに、二人は同時に達し、中に熱いものを注ぎ込んだ。何度も、何度も――中出しの余熱が残る中、大塩さんは加藤の首筋にキスを落とす。「これで、思い出できたね」

体育祭本番は、まだ先。でも、この保健室の一幕が、二人の絆をさらに深めたのは間違いない。塩対応の裏に隠れた情熱的な愛情。加藤は、そんな大塩さんと、これからも甘くイチャイチャな日々を重ねていくのだろう。イチャラブ満載の第二弾、乞うご期待!