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【感想】「美術部の巨乳後輩がヌードモデルになった結果あまりにエロすぎて俺の芸術が爆発した話2」前作の魅力を継承しつつ、新たなテーマとシチュエーションでさらに進化した作品

はじめに

FANZA同人で2025年4月にリリースされたサークル「ことらっく」の新作、「美術部の巨乳後輩がヌードモデルになった結果あまりにエロすぎて俺の芸術が爆発した話2」(以下、「美術部2」)は、前作の熱気をそのままに、青春と情熱、そしてちょっとした切なさを織り交ぜた魅力的な続編です。前作で話題を呼んだ「ことらっく」らしい、純粋さとエロスの絶妙なバランスが本作でも健在。今回は、旧校舎の取り壊しという新たな舞台設定を背景に、主人公と後輩・鷲宮雪那の関係がさらに深まる物語を、全50ページ(本文47ページ)のボリュームで堪能できます。さっそく、作品の魅力と見どころをたっぷりお届けします!

前作のおさらいと続編への期待

前作「美術部の巨乳後輩がヌードモデルになった結果あまりにエロすぎて俺の芸術が爆発した話」は、美術部に所属する美大受験生の主人公・藍沢透真と、控えめながらも魅力的な後輩・鷲宮雪那の出会いから始まる物語でした。雪那がヌードモデルを申し出たことで、二人の距離は急接近。デッサンを通じて心と体が結ばれる展開は、純愛とエロティシズムが見事に融合し、多くの読者を魅了しました。

続編となる「美術部2」では、前作のエンディングから少し時間が経過した設定。すでに特別な関係になった二人ですが、新たな試練が訪れます。美術部の活動の場である旧校舎が取り壊されることが決定し、雪那は思い出の場所を失うことに心を痛めます。この切なさが物語に深みを加え、単なるエロ漫画を超えた感情の機微を描き出しています。前作未読でも楽しめるよう配慮されていますが、前作のエピソードを知っていると、雪那の心情や二人の絆の変化により一層共感できるでしょう。
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ストーリー:思い出の旧校舎での最後の合宿

物語は、旧校舎の取り壊しが決まったことから始まります。美術部にとって、薄暗くもどこか温かみのある旧校舎は、部員たちが絵筆を握り、夢を語り合った大切な場所。雪那にとって特に思い出深いこの場所がなくなることに、彼女は深い喪失感を抱きます。そんな雪那を励ますため、主人公は美術部で「最後の思い出作り」として合宿を提案。こうして、二人は旧校舎で一夜を過ごすことになります。
合宿というシチュエーションは、青春の甘酸っぱさと少しの背徳感を絶妙に演出。学校という日常の空間が、夜の静寂と二人きりの特別な時間によって、まるで別世界のように感じられます。雪那の控えめながらも主人公への信頼と愛情が垣間見えるシーンは、読者の心をしっかりと掴みます。一方で、ことらっく作品らしいエロティックな展開も健在。旧校舎の教室や美術室を舞台に、二人の情熱が爆発する瞬間は、前作のテンションをさらに高めたものになっています。

キャラクターの魅力:雪那の成長と主人公の葛藤

本作の最大の魅力は、やはりヒロイン・鷲宮雪那のキャラクターにあります。前作では大人しく口数の少ない少女として登場した雪那ですが、本作では主人公との関係を通じて少しずつ自信をつけ、感情を表現する姿が見られます。旧校舎への愛着や、それを失う悲しみを素直に打ち明けるシーンは、彼女の内面の成長を丁寧に描き出しています。それでいて、ヌードモデルとしての大胆さや、主人公への献身的な愛情は健在で、控えめさと大胆さのギャップが彼女の魅力をさらに引き立てています。
一方、主人公の藍沢透真も、単なる「エロ漫画の主人公」にとどまらない深みを持っています。美大受験というプレッシャーを抱えつつ、雪那の気持ちに応えようとする彼の葛藤は、読者に共感を呼びます。雪那のヌードを前にして芸術と情欲の間で揺れる姿は、前作同様に本作でも描かれますが、今回は「思い出を守りたい」という彼の優しさがより強調されており、二人の絆がより強いものになっているのが感じられます。

エロティシズム:ことらっくらしいバランス感覚

「ことらっく」の作品は、エロティックな描写とストーリー性のバランスが絶妙なことで知られています。本作もその例に漏れず、旧校舎での合宿というシチュエーションを活かした情熱的なシーンが満載です。雪那の身体が持つ柔らかさと、美術室の薄暗い照明が織りなす雰囲気は、視覚的にも強く印象に残ります。特に、雪那がヌードモデルとしてポーズを取る場面は、芸術的な美しさとエロティシズムが融合し、読者を引き込む力があります。
性器修正は黒線(サンプル画像のみモザイク)で、比較的シンプルな処理が施されており、描写の美しさを損なわない工夫が感じられます。全50ページのうち、本文47ページというボリュームは、ストーリーとエロシーンの両方をじっくり楽しむのに十分。合宿中のさまざまなシチュエーション——教室での密着、美術室での情熱的な一夜——は、読者の想像力を刺激しつつ、物語のテーマである「思い出」をしっかりと支えています。

作画と演出:旧校舎のノスタルジーを活かす

ことらっくの作画は、前作からさらに磨きがかかっています。雪那の表情や仕草は、控えめな性格と内なる情熱を繊細に表現。彼女のメガネや長い髪、柔らかな身体のラインは、読者の視線を自然に引きつけます。一方、旧校舎の背景描写も秀逸で、古びた教室や美術室の細部まで丁寧に描き込まれ、ノスタルジックな雰囲気を強く感じさせます。
特に印象的なのは、夜の旧校舎を舞台にしたシーン。月光が差し込む窓や、美術室に置かれたキャンバスと絵の具の匂いが、まるでそこにいるかのような臨場感を生み出しています。このような演出が、単なるエロシーンを超えて、二人の感情や思い出を強く印象づける役割を果たしています。jpg形式で提供される本作は、鮮明な画質でこれらの美しさを存分に楽しめます。

テーマとメッセージ:青春と別れの美しさ

「美術部2」は、単なるエロ漫画ではなく、青春の一瞬と別れの美しさを描いた作品でもあります。旧校舎の取り壊しという出来事は、誰しもが経験する「大切な場所や時間との別れ」を象徴しています。雪那と透真が合宿を通じてその別れを受け入れ、新たな一歩を踏み出す姿は、読者にどこか切なくも温かい余韻を残します。
また、美術というテーマも本作の深みを増しています。雪那の身体をデッサンすることは、単なるエロティックな行為ではなく、彼女の存在や二人の絆を「永遠」に残そうとする主人公の試みでもあります。この芸術と愛情の交錯が、ことらっく作品の大きな魅力と言えるでしょう。

総合評価:前作ファンも新規読者も満足の続編

「美術部の巨乳後輩がヌードモデルになった結果あまりにエロすぎて俺の芸術が爆発した話2」は、前作の魅力を継承しつつ、新たなテーマとシチュエーションでさらに進化した作品です。雪那と透真の関係の深まり、旧校舎というノスタルジックな舞台、ことらっくらしいエロティシズムとストーリー性のバランス——これらが50ページに凝縮され、読後には満足感と少しの切なさが残ります。
前作未読の方でも、雪那の魅力や物語の概要は十分に伝わるよう工夫されているため、気軽に手に取れるのも嬉しいポイント。ただし、前作を読んでいると、二人の関係性の変化や雪那の成長がより強く感じられるので、可能なら両方を揃えて読むことをおすすめします。価格は770円(FANZA参考価格)と、ボリュームとクオリティを考えると非常にコスパが良いのも魅力です。

さいごに:ことらっくの次作にも期待!

サークル「ことらっく」は、純愛とエロティシズムを両立させた作品で、FANZA同人の中でも独自の地位を築いています。本作はその期待を裏切らない仕上がりで、青春の甘酸っぱさと情熱を求める読者にぴったりの一冊です。旧校舎での合宿を終えた雪那と透真の物語は、ここで一つの区切りを迎えますが、彼らの未来やことらっくの次作にも期待が高まります。作者のXアカウントでは最新情報もチェックできるので、気になる方はぜひフォローしてみてください。