「非モテ50歳オジ、巨乳セレブ一軍ギャルのいる女子寮性教育係になる!」
第一章:寂れた人生の転機と、豪華な洋館
冴えない人生を歩んできた哲也(てつや)は、長年勤めた小さな会社を退職し、これといった趣味も恋人もない静かな生活を送っていた。これまでの人生で女性と浮いた噂の一つもなく、自他ともに認める「恋愛経験ゼロの非モテおじさん」だった。
そんな彼のもとに、旧友からの紹介で奇妙な求人票が舞い込んだ。それは、海外の良家の子女が集まる私立大学の高級女子寮における「ライフサポート員」の募集だった。
業務内容は、寮生たちが社会に出る前のお作法や適切な人間関係の構築、健全なライフプランニングについてのアドバイスを行うというもの。形式上の役職名は重々しく「生活・性的ケア指導係(ライフ&マナー相談員)」と記されていた。
(俺みたいな冴えないオジさんに、そんな大役が務まるわけないだろう……)
戸惑いつつも、破格の条件に背を押されて現地へ向かった哲也。辿り着いたのは、緑豊かな郊外に佇む豪邸のような洋館だった。重厚な扉を開けた哲也を出迎えたのは、華やかなブランド服に身を包み、洗練されたスタイルと圧倒的なオーラを放つ「セレブ一軍ギャル」たちのグループだった。
第二章:高飛車な彼女たちと、実直なオジさん
寮生たちのリーダー格である莉奈(りな)は、有名な実業家を親に持ち、美貌とスタイル、そして直感的な鋭さを兼ね備えたキャンパスのカリスマだった。
「え、ちょっと待って? 新しく来る相談員って、もっとシュッとしたカウンセラーとかじゃないの? なんでこのフツーのおじさん?」
莉奈をはじめとするギャルたちは、哲也の地味な服装と自信なさげな立ち振る舞いを見て、露骨に退屈そうな態度をとった。
しかし、哲也には長年の社会人生活で培った「人の話を誠実に聞く」という強みがあった。
恋の悩み、交友関係のストレス、将来への焦り――見た目は華やかで何不自由なく暮らしているように見える彼女たちだったが、実はセレブゆえの孤独や、本当の自分を見てもらえない苦しみを抱えていたのだ。
哲也は彼女たちの取り留めのない愚痴や相談に対して、説教するでもなく、気取るでもなく、ただ温かくお茶を淹れながら親身に耳を傾けた。
「莉奈さんはいつもみんなを引っ張っていて凄いよ。でも、時には誰かに甘えてもいいんじゃないかな」
「……っ、おじさん、余計なお世話だし」
そっぽを向く莉奈だったが、自分を「一人の人間」として真っ直ぐに見つめてくれる哲也の飾らない温もりに、彼女の心は密かに激しく揺さぶられていた。
第三章:深夜の図書室と、解き放たれる素顔
相談員としての仕事が始まって一ヶ月が過ぎた頃、寮の図書室で遅くまで勉強していた莉奈が、人間関係のトラブルから激しい落ち込みを見せることがあった。
静まり返った館内で、一人で膝を抱えて涙を堪える莉奈。そこへ、温かいハーブティーを持った哲也が静かに歩み寄ってきた。
「莉奈さん、大丈夫かい? 頑張りすぎるのは君の悪い癖だな」
哲也の低く穏やかな声を聞いた瞬間、莉奈のピンと張り詰めていた心が限界を迎えた。
「おじさん……私、本当は自信なんてないの! みんなの前で『完璧な私』を演じるのに疲れちゃったの……!」
泣きじゃくる莉奈の華奢な肩を、哲也は温かいタオルで包み込み、背中を優しく撫で下ろした。
「いいんだよ。ここには君を品定めするような奴はいない。ダメなところも含めて、君は十分素敵なんだから」
哲也の手のひらから伝わる、包み込むような温もり。恋愛に不慣れで不器用な哲也だからこそ出せる、嘘偽りのない誠実な言葉。莉奈は哲也の胸元に顔を埋め、赤子のように声を上げて泣いた。
その夜を境に、莉奈の哲也に対する眼差しは、「ただの地味なオジさん」から「世界で一番信頼できて、胸がキュンとする特別な男性」へと180度変化したのだった。
第四章:一軍ギャルの猛アタックと、戸惑う男
「おじさん! 今日のネクタイ、全然合ってない! アタシが選んであげるからこっち来て!」
「莉奈さん、あまり急に引っ張らないでくれ……」
それからの女子寮の日常は一変した。かつて哲也を遠巻きにしていた莉奈が、事あるごとに哲也の隣をキープし、甲斐甲斐しく世話を焼くようになったのだ。
「指導係」としての面談の機会を利用しては、至近距離で顔を覗き込み、手と手を重ねて甘えてくる莉奈。
「おじさんってさ、自分の魅力に無頓着すぎるんだよね。アタシがこんなにアピールしてるのに、なんで気づかないの?」
真っ赤な顔をして上目遣いに迫る莉奈の可憐な姿に、哲也の理性のタガは今にも外れそうだった。
「り、莉奈さん……俺はただの50歳のオジさんで、君とは住む世界が……」
「年齢なんて関係ないし! アタシをこんなに素直にさせたのは、おじさんなんだからね。責任取ってよね!」
莉奈は哲也のシャツの袖を強く握り締め、胸元へと頭を預けてきた。ふわりと漂う甘い香水の香りと、服越しに伝わる彼女の柔らかく温かな体温。
非モテ人生を歩んできた男と、華やかな世界で本当の愛を探していたギャル。不器用な「指導」から始まった奇妙な同居生活は、世代や立場を遥かに越えて、誰よりも深く温かな「本物の恋」へと花開いていくのだった。
「非モテ50歳オジ、巨乳セレブ一軍ギャルのいる女子寮性教育係になる!」
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