「淫習美術部-後輩ヌードモデルと掟破りの青春がしたい-」



「淫習美術部-後輩ヌードモデルと掟破りの青春がしたい-」
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この美術部には、代々受け継がれる奇妙な因習がある。
【部員である女子生徒の中から一人をヌードモデルに選ぶべし】
ただし、モデルに手を出すことは固く禁じられている。この不文律は、部員たちの欲望と理性の間で危うい均衡を保ってきた。
現在のモデルは二年生の環ハヤテ。愛らしい顔立ちに、豊満な胸が目を引く彼女は、男子部員たちの視線を一身に浴びる存在だ。特にスケッチの時間、キャンバスの向こうで彼女が無防備にポーズを取るたび、部室には緊張感と熱っぽい空気が漂う。だが、部長の明智ミツヒデだけは違う。真面目でストイックな彼は、どんなときも冷静沈着。ハヤテの挑発的な視線や、時折見せる扇情的な仕草にも動じず、淡々と指示を出す。その姿に、ハヤテはことあるごとに生意気な態度で絡むのが常だった。「部長、ほんと真面目ですよねー。私の裸、ちゃんと見ててくださいね?」と、悪戯っぽく笑いながら。
だが、誰も知らない秘密があった。
明智は、部室に一人きりになると、理性の仮面を脱ぎ捨てる変態だった。ハヤテのしなやかな肢体や、キャンバス越しに見た柔らかな曲線を思い浮かべ、こっそり自慰に耽るのが日課だった。部長としての責任感と、抑えきれない欲望の間で、彼の心はいつも揺れ動いていた。
しかし、ある日。
部室に忘れ物を取りに戻ったハヤテに、その秘密がバレてしまう。薄暗い部室の片隅で、明智の無防備な姿を目撃した彼女は、驚きと同時に奇妙な興奮を覚える。「部長…やっぱり、そういう人だったんですね」と、いつもの生意気な笑顔に、どこか新たな感情が混じる。
この事件をきっかけに、二人の関係は予想外の方向へと進み始める――。

