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「オハラミサマ 4」

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ミサはもう28歳で、都会の小さなデザイン事務所で働いてる。毎日デスクに座って、クライアントのロゴとかパンフレット作ってるんだけど、最近なんか心がざわついて仕方ない。前の巻で、ようやくあの幼なじみのタカシとくっついたはずなのに、なんか物足りないんだよな。タカシは優しいし、夜の時間もちゃんと尽くしてくれるけど、ミサの体はもっと激しい何かを求めてるみたいで。

ある日、事務所に新しいクライアントが来る。名前はケンジ、32歳のフリーカメラマン。背が高くて、カメラ持ってる手がごつごつしてて、ミサは最初から目が離せなくなる。打ち合わせで、ケンジの撮影プロジェクトのデザインを頼まれるんだけど、話してるうちに、ケンジの視線がミサの胸元とか腰のラインをなぞるみたいに感じて、ミサの体が熱くなる。タカシとは違う、野性的な匂いがするんだ。

打ち合わせ終わって、残業になる。事務所はもう誰もいない。ケンジが「ちょっとモデルになってくれよ」って言い出して、ミサは笑いながら断るけど、心の中では好奇心がうずく。結局、ケンジのカメラの前に立っちゃう。最初は普通のポーズだけど、ケンジが近づいてきて、服の裾を直すふりして指が肌に触れる。ミサの息が乱れる。ケンジの唇が耳元に来て、「もっとリラックスして」って囁く。ミサは抵抗しきれなくて、キスに応じちゃう。

そこから、事務所のソファで二人は絡み合う。ケンジの手がミサの体を這うように動いて、ミサは声を抑えきれなくなる。タカシの優しい触れ方とは全然違う、力強い動きにミサの体が震える。ケンジはミサを翻弄するみたいに、ゆっくり焦らしたり急に激しくしたり。ミサは初めての感覚に溺れて、頭真っ白になる。夜遅くまで、二人は何度も体を重ねる。ミサの体は汗で光って、ケンジのカメラがそれを捉えるけど、もう撮影なんてどうでもいい。

翌朝、ミサは罪悪感でいっぱい。タカシに会うけど、顔を見れない。タカシは何か気づいてるみたいで、優しく抱きしめてくる。でもミサの体はまだケンジの感触を覚えてて、夜になるとまた疼く。ケンジから連絡が来て、「また撮らせて」って。ミサは迷うけど、結局会っちゃう。今度はケンジのスタジオ。そこにはいろんな道具があって、ケンジはミサを縛るみたいに布を使って固定する。ミサは怖いのに興奮して、ケンジの思うままにされる。ケンジの体がミサを覆うように重なって、二人はまた激しく溶け合う。ミサの叫びがスタジオに響く。

そんな関係が続く中、タカシがミサの変化に気づき始める。タカシはミサを問い詰めないけど、夜の時間にいつもより強く抱いてくる。ミサはタカシの腕の中で、ケンジのことを思い浮かべてしまう。罪悪感と快楽が混じって、ミサの心はぐちゃぐちゃ。ある週末、ケンジが旅行に誘う。海辺の別荘。ミサはタカシに嘘ついて行っちゃう。

別荘は静かで、海の音が聞こえる。ケンジはミサをベッドに連れて、朝から夜まで何度も体を求め合う。波の音に混じってミサの吐息が漏れる。ケンジはミサの体を隅々まで知り尽くすみたいに、いろんな体位で試す。ミサはもう抵抗なんて考えない。ただケンジの熱に身を任せる。夕陽が沈む頃、二人は疲れ果てて抱き合って眠る。

でも、帰る頃にミサは決心する。タカシを選ぶって。でも体は正直で、ケンジの匂いが染みついてる。タカシに会って、全部告白する。タカシはショック受けるけど、「お前が幸せなら」って許す。でもミサは自分を許せない。ケンジからも連絡が来て、「また会おう」って。

物語はそこでクライマックス。ミサは一人で事務所の屋上に行って、夜空見上げる。体は二人の男の記憶で満ちてて、心は引き裂かれそう。次はどうなるんだろう。ミサの欲求は止まらない。タカシの優しさとケンジの激しさ、どっちも手放せない。もしかしたら三人で、なんて考えが頭をよぎるけど、それはまだ先の話。

ミサの日常は続く。デザインの仕事しながら、時々体が熱くなる。ケンジのカメラがまたミサを待ってる。タカシの腕がまたミサを抱く。ミサは28歳の女として、もっと深い渦に落ちていくんだ。