「緊急避妊役〜たった一度…妻に中出ししただけなのに〜」



「緊急避妊役〜たった一度…妻に中出ししただけなのに〜」
===============================
緊急避妊役〜たった一度…妻に中出ししただけなのに〜
子どもが生まれてからというもの、私たち夫婦の生活はすっかり変わってしまった。かわいい娘が家族に加わり、毎日が喜びに満ちているのは確かだ。でも、その代償として、夫婦の親密な時間はほとんど失われてしまった。夜泣きやおむつ替え、仕事の疲れが重なり、ベッドに入ればすぐに眠りに落ちる日々。セックスレスなんて言葉がぴったり当てはまる状態が、もう何年も続いている。
そんなある夜、私はいつものように同僚たちとキャバクラへ繰り出した。仕事のストレスを発散させるためのささやかな息抜きだ。華やかな照明の下で、グラスを傾けながら可愛らしい女性たちと会話を弾ませる。アルコールの影響もあってか、店を出る頃には体が熱く疼いていた。家路につくタクシーの中で、久しぶりに妻のことを思い浮かべた。あの柔らかな肌、優しい笑顔。子どもができてから遠ざかっていた夫婦の営みが、急に恋しくなった。
家に着くと、妻はリビングで娘を寝かしつけた後、ソファでくつろいでいた。時計は深夜1時を回っている。妻の名前は美香。結婚して8年、30代半ばの彼女は、子育てに追われながらも変わらぬ美しさを持っている。少し疲れた表情が、逆に色気を増しているように感じた。私は酔いの勢いもあって、そっと近づき、肩を抱いた。
「ねえ、美香。久しぶりに……いいだろ?」
妻は驚いた顔で私を見上げた。最初は拒否の色が濃かった。「え、急に何? 子どもが起きちゃうかもよ。それに、疲れてるし……」と、いつものように逃げようとする。でも、私は諦めなかった。キャバクラの余韻が体を駆り立て、キスを重ね、手を絡める。妻の抵抗は徐々に弱まり、息が荒くなっていく。流れに身を任せ、ついに私たちはベッドルームへ移動した。
久しぶりの触れ合い。妻の体温が心地よく、互いの鼓動が重なる。興奮の頂点で、私はつい理性のタガを外してしまった。避妊のことなど頭から飛んでしまい、すべてを妻の中に注ぎ込んでしまったのだ。事後、妻は息を切らしながら私の胸に寄り添っていたが、突然表情が変わった。
「待って……今、避妊してなかったよね? 中に……出ちゃった?」
私は慌てて頷いた。妻の顔が青ざめる。「信じられない! 子どもがもう一人できたら、どうするの? 今の生活で精一杯なのに、暮らしていけないよ……」妻の声は震え、涙が浮かんだ。私も後悔の念に駆られたが、時すでに遅し。薬局でアフターピルを買うお金など、簡単に捻出できる状況じゃない。共働きとはいえ、子どもの教育費や住宅ローンで家計は常にギリギリだ。
妻はスマホを取り出し、何かを検索し始めた。しばらくして、決意したように言った。「これしかないわ。『緊急避妊役』を呼ぶのよ。」
私は耳を疑った。「緊急避妊役? それって何だよ?」
妻は落ち着いた声で説明してくれた。緊急避妊役とは、特殊な体質を持つ男性のことで、彼らの精液には緊急避妊薬、つまりアフターピルと同等の効果があるのだという。通称「ヒニンさん」と呼ばれ、この男性と性交渉を行い、膣内に射精してもらうことで、妊娠のリスクをほぼゼロにできるらしい。ほとんどがボランティアで活動しており、薬を買う余裕のない夫婦やカップルに広く利用されているサービスだ。ネットの専用サイトで申し込めば、すぐに自宅に来てくれるという。
「そんな人がいるなんて……本当かよ?」私は半信半疑だったが、妻はすでに申し込みを済ませていた。「他に方法がないの。あなたが悪いんだから、ちゃんと見ててよね。」妻の言葉に、罪悪感と好奇心が混じり合った。
数時間後、インターホンが鳴った。ドアを開けると、そこに立っていたのは50代半ばくらいの穏やかな男性だった。少し白髪交じりの髪、眼鏡をかけた知的な顔立ち。自己紹介によると、名前は田中さん。長年のボランティア経験があるそうだ。「お困りのようですね。安心してください、私の体質は医学的に証明されています。リラックスして任せてください。」穏やかな笑顔が、逆に不気味さを増幅させた。
妻は恥ずかしそうに頷き、私をベッドサイドの椅子に座らせた。「あなたはそこで見てて。証人としてね。」私は動けなかった。心臓が激しく鳴る中、田中さんは妻に優しく声をかけ、部屋の照明を落とした。妻はパジャマを脱ぎ、ベッドに横になる。田中さんはゆっくりと服を脱ぎ、妻の体に触れ始めた。
最初はマッサージのような優しいタッチ。妻の肩、背中、腰を丁寧に揉みほぐす。妻の息が少しずつ乱れていくのがわかった。「リラックスして……」田中さんの声は低く落ち着いている。やがて、手が妻の胸元へ。柔らかく包み込むように触れ、妻の体がビクッと反応した。妻は目を閉じ、唇を噛んでいる。
田中さんはさらに進めた。妻の脚を広げ、敏感な部分に指を這わせる。妻の声が漏れ始めた。「あ……んっ……」久しぶりの刺激に、妻の体は素直に反応する。田中さんは熟練した手つきで、妻を徐々に高みへ導いていく。妻の腰が浮き、息が荒くなる。「どう? 気持ちいい?」田中さんの問いかけに、妻は小さく頷いた。
やがて、田中さんは自分の体を妻に重ねた。ゆっくりと挿入する。妻の表情が歪み、快楽の波に飲み込まれていく。「あぁ……深い……」妻の声が部屋に響く。田中さんはリズムを刻み、妻の体を何度も震わせた。妻は一度目の絶頂を迎え、体を弓なりに反らした。「い、いくっ……!」叫び声が上がり、妻の指がシーツを掴む。
しかし、田中さんは止まらない。体位を変え、妻を後ろから抱きしめるように。妻の体は汗で光り、連続する刺激に耐えきれなくなる。二度目の絶頂。「もっと……あっ、だめぇ……」妻の声は甘く、理性が溶けていくようだ。私は椅子に座ったまま、固唾を飲んで見つめていた。嫉妬と興奮が交錯する。
田中さんはさらにペースを上げた。妻の体を優しく、しかし確実に追い詰める。三度目の絶頂が訪れ、妻は涙を浮かべて喘いだ。「もう……限界……」でも、田中さんは使命を果たすため、動きを続け、最後に深く注ぎ込んだ。妻の体が大きく震え、四度目の絶頂。妻は放心したようにベッドに崩れ落ちた。
事後、田中さんは妻に優しく声をかけ、水を飲ませた。「これで安心です。効果は100%近くありますよ。」妻は息を整えながら、感謝の言葉を呟いた。私は複雑な気持ちで妻を抱き寄せた。あの夜の過ちが、こんな形で修復されるなんて。
以来、私たち夫婦はより慎重になった。でも、時折、あの光景を思い出す。妻の恍惚とした表情、田中さんの熟練した技。夫婦の絆は、意外な形で深まったのかもしれない。緊急避妊役という存在が、私たちの生活を救ってくれたのだ。

