「ずっと好きだった俺の幼馴染は知らないおじさんのセフレだった」
「ずっと好きだった俺の幼馴染は知らないおじさんのセフレだった」
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ずっと好きだった俺の幼馴染は知らないおじさんの特別な関係だった
原作ほずみけんじ 作画もみじ饅頭が送る切ないBSSストーリー！！ 大ボリューム87P！
登場人物
宗介（そうすけ）
幼馴染の葵に長年恋心を抱き続けているが、関係が壊れるのを恐れて告白できずにいる優柔不断な青年。葵からは「そうちゃん」と呼ばれ、幼い頃からの甘い響きに心をくすぐられながらも、いつも一歩踏み出せない。大学に入ってからも変わらぬ日常の中で、葵の存在が彼の心の支えであり、密かな喜びだった。内気だが思いやりがあり、葵の変化に戸惑いながらも、彼女の幸せを願う気持ちが強い。
葵（あおい）
宗介の幼馴染で同じ大学に通う女性。昔は控えめで内気な性格だったが、最近新しい友人たちと親しくなり、明るく大胆な一面を見せるようになった。宗介への恋心を隠しつつ、彼を意識させるような仕草や言葉を意図的に取り、宗介を翻弄している。スタイルは抜群で、胸のふくらみは91センチ、ウエストは52センチ、ヒップは90センチ。心の奥底では宗介との純粋な関係を夢見ているが、周囲の影響で自分の感情を抑えきれなくなっている。B91 W52 H90
おじさん
妻子はおらず、特別な趣味もなく、ただ自宅と職場を往復するだけの単調な毎日を送っていた中年男性。ある日、葵の友人である朱里と出会ったことで人生が一変。金銭的な援助を伴う大人の関係に目覚め、若い女性たちとの秘密めいた交流に没頭するようになる。外見はごく普通だが、内面的な空虚さを埋めるために、そんな関係を求めている。
朱里（あかり）
葵の友人で同じ大学に通う女性。お小遣いを稼ぐために、年上の男性との金銭的な関係に手を出し、慣れた様子で楽しんでいる。葵をそんな世界に誘うきっかけとなる人物で、明るく社交的。経験豊富で、葵の迷いを軽く受け流すようなアドバイスをくれる。
○あらすじ
幼い頃から一緒に過ごしてきた幼馴染の葵に、宗介は深い恋心を抱いていた。同じ大学に進学し、日常的に連絡を取る仲だが、関係が壊れるのを恐れて告白できずにいる。葵の笑顔や声が、宗介の心をいつも温かく照らしていた。
ある晩、いつものように電話で他愛ない話をしている最中、突然葵から一枚の写真が送られてくる。それは、葵の柔らかな肌が露わになった、親密な自撮り写真だった。淡い照明の下、彼女の曲線が優しく浮かび上がり、宗介の想い人がそんな姿を見せるなんて想像もしていなかった。
パニックに陥った宗介は、葵の勇気ある行動の意味に気づけず、思わず冷たい言葉で彼女を突き放してしまう。「そんな写真、送ってくるなんて何考えてるんだよ……」と、動揺を隠せないまま言葉を投げかけてしまった。
『あーあ、そうちゃん私に全然興味なかったんだ……』
葵は電話の向こうで小さくつぶやき、傷ついた心を隠すように笑った。最近、周りの友人たちの影響で、大人の関係や身体の親密さについて興味を抱くようになっていた葵。宗介のことが好きで、両思いだと思い込んでいたからこそ、あの写真を送ったのに。拒絶されたショックは大きく、胸が締めつけられるような痛みを感じた。
宗介の言葉が葵の心に突き刺さり、日に日に募る身体のざわめきと好奇心を抑えるのが難しくなる。夜ごと、宗介の顔を思い浮かべながらも、拒まれた現実が重くのしかかる。『初めては好きな人がよかったんだけどな……もう、誰でもいいや……』。そう自分に言い聞かせ、葵は友人たちの誘いに乗ることにした。
朱里の紹介で、年上の男性との金銭的な援助を伴う関係に手を出す葵。最初は戸惑いと罪悪感があったが、優しく導かれる触れ合いや、身体が反応する心地よさに、次第に心が溶けていく。温かな息遣いや、肌と肌が寄り添う感覚が、葵の空虚を埋めていく。知らないおじさんとの秘密の時間は、甘く刺激的で、葵を新たな世界へ導いた。
一方、宗介はあの日のことを後悔し続ける。あの写真の葵の表情を思い出すたび、彼女の想いに気づけなかった自分を責める。葵の様子がおかしくなったことに気づきながらも、声をかけられず、ただ遠くから見守るしかなかった。
俺があの時、葵の勇気に応えていれば……。意気地なしの自分からすれ違ってしまった、切ないBSSストーリー！
物語は、宗介の視点から始まる。幼い頃の思い出が鮮やかだ。小学校の頃、葵と一緒に公園で遊んだ日々。葵はいつも控えめで、宗介の後ろをついてくるような子だった。「そうちゃん、待ってよ」と小さな声で呼びかける姿が、今も心に残っている。大学に入ってからも、二人は頻繁に連絡を取り合い、時には一緒にカフェで過ごす。葵の笑顔は変わらず優しく、宗介の心を癒やした。
しかし、葵の変化は顕著だった。新しくできた友人たち、特に朱里の影響で、服装が大胆になり、話題も大人のことに移っていった。宗介はそれに戸惑いながらも、葵の輝く姿に惹かれていく。彼女が時折見せる、宗介を意識したような視線や、近くに寄る仕草――肩が触れ合う瞬間や、甘い香りが漂う距離――が、宗介を悶々とさせた。告白したいのに、言葉が喉に詰まる。関係が壊れるのが怖い。
あの夜の電話は、いつも通り穏やかだった。葵の声が少し弾んでいて、「そうちゃん、最近忙しい？」と聞いてくる。宗介が「まあ、普通だよ」と答えると、突然写真が届いた。画面に映る葵の姿は、柔らかな光に包まれた裸の身体。胸の優しい膨らみ、細いウエスト、滑らかなヒップのラインが、宗介の目を奪う。息が止まり、心臓が激しく鳴った。
「葵、何これ……！」宗介の声は震え、慌てて電話を切ろうとする。葵は静かに言った。「そうちゃんに、ちゃんと見てほしくて……。私、そうちゃんのこと、ずっと……」。
だが宗介はパニックの渦中。葵の想いに気づけず、「ふざけるなよ！ そんなの送ってくるなんて！」と苛立った声を上げてしまった。葵の沈黙が続き、電話が切れた。
後悔はすぐに訪れた。写真を何度も見返し、葵の勇気を理解する。彼女は宗介を誘っていたのだ。両思いなのに、自分が壊してしまった。
葵の側では、拒絶の痛みが身体のざわめきを増幅させた。友人たちから聞く大人の話が、好奇心を刺激する。朱里に相談すると、「パパ活、試してみたら？ お小遣いもらえて、楽しいよ」と軽く勧められる。葵は迷ったが、宗介の言葉が頭をよぎる。『もう、誰でもいい』。
おじさんとの出会いは、朱里の紹介だった。最初のカフェでの会話はぎこちなかったが、おじさんの穏やかな態度に安心する。ホテルへ移り、優しいキスから始まる触れ合い。葵の身体は初めての感覚に震え、温かな手が肌を這うたび、甘い吐息が漏れた。おじさんの唇が首筋を辿り、胸の頂に触れると、葵は自然と身を委ねる。腰が寄り添い、互いの熱が混じり合う瞬間、葵の心は快楽の波に飲まれた。痛みは一瞬で、後は満ち足りた心地よさだけ。身体が溶け合うようなリズムに、葵は声を抑えきれず、甘く囁く。
それ以降、葵は繰り返しおじさんに会うようになった。金銭は二の次で、身体の喜びが葵を変えていく。宗介への想いは薄れ、代わりに新たな依存が生まれる。おじさんの自宅で過ごす夜は、柔らかなシーツの上での長い時間。互いの息が同期し、肌が密着する感覚が、葵を虜にした。
宗介は葵の変化に気づく。電話の声が遠くなり、会っても目が合わなくなる。噂で朱里の関係を知り、葵が巻き込まれているのではと不安になる。直接聞けないまま、時間は過ぎる。
もしあの時、写真を受け止め、葵を抱きしめていれば。二人は幸せな関係を築けていたはずだ。宗介の後悔は深く、切ないすれ違いの物語は、読者の心を締めつける。