「げーみんぐはーれむ5」
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ゲームの世界でしか輝けない、引きこもりがちな僕。18歳を過ぎても部屋にこもって画面と向き合う日々だったけど、唯一の自慢は抜群のゲームセンスだ。そんな僕が、人生初の大きな挑戦として、eスポーツの全国大会を目指すことにした。問題は、一人で戦うわけにはいかないこと。信頼できるチームメンバーを集めなければならなかった。
SNSで仲間を募集したところ、奇跡的に3人の女性から連絡が来た。しかも、どの人も僕より年上で、個性的で魅力的な人ばかり。最初は「本当に僕なんかとチームを組んでくれるの?」と半信半疑だったけど、彼女たちのプロフィールを見ると、なんだかワクワクが止まらなかった。
まず、まゆむさん。26歳の都心で働く受付嬢で、清楚な雰囲気漂う大人の女性。丁寧な言葉遣いと柔らかな笑顔が印象的で、メッセージのやり取りだけでも癒される存在だ。次に、彩華さん。21歳の大学生で、ギャルっぽい派手なファッションだけど、気さくでノリの良い性格。彼女の返信はいつも絵文字だらけで、読むだけで元気になれる。そして、奈々子さん。30歳の歯科衛生士で、兼業主婦。落ち着いた大人の魅力と、どこか母性的な優しさが滲む人だ。
正直、女性と話すのが苦手な僕にとって、こんな素敵な3人とチームを組むなんて夢のようだった。最初は緊張でガチガチだったけど、彼女たちの気遣いのおかげで、すぐに打ち解けることができた。オンラインミーティングでは、僕のゲームの腕前を褒めてくれるし、作戦会議も和気あいあい。彩華さんの冗談に笑い、まゆむさんの的確なアドバイスに感心し、奈々子さんの穏やかな声に安心する。チームの雰囲気は予想以上に良好で、練習も順調に進んだ。僕も負けじと腕を磨き、大会に向けて気合が入った。
そんな中、彼女たちとの関係は、ゲームの枠を超えて特別なものになっていった。最初はただのチームメイトだったはずが、チャットやボイスチャットでのやり取りが増えるにつれ、心の距離が縮まっていく。彼女たちの積極的なコミュニケーションに、僕も少しずつ心を開いていった。時には深夜までゲームの話をしたり、プライベートの話題で盛り上がったり。彼女たちの温かさに、僕の閉じていた心が解きほぐされていくのを感じた。
ある日、まゆむさんから「大会前にみんなでリフレッシュしよう!」と提案があった。行き先はなんと温泉旅行。4人で温泉旅館に泊まるなんて、想像しただけでドキドキが止まらない。奈々子さんが「たまにはゲームから離れて、ゆっくり話したいよね」と笑い、彩華さんが「温泉で肌ツヤツヤにして、大会で目立っちゃおう!」とノリノリで賛同した。僕も乗り気だったけど、内心では「こんな豪華なメンバーで旅行って、大丈夫かな…」と不安もちらついた。
旅行の計画が進む中、彼女たちから「旅行まではゲームに集中して、余計なことは考えないでね」と釘を刺された。なんだか意味深な言い方に、僕の頭は「???」でいっぱい。まゆむさんのいたずらっぽい笑顔、彩華さんのウインク、奈々子さんの優しいけどどこか含みのある視線…。何か企んでいる気がして、ドキドキが止まらない。
大会までの練習はますます熱を帯び、チームの結束力も高まっていく。温泉旅行当日、どんな展開が待っているのか、想像するだけで胸が高鳴る。ゲームの世界で培った僕のスキルは、果たして現実の彼女たちとの特別な時間でどう活きるのか。期待と緊張が入り混じる中、僕は新たな一歩を踏み出す準備をしていた。

