『めぐみんコスプレイヤーとオフパコごっこ2』




『めぐみんコスプレイヤーとオフパコごっこ2』
あらすじ:『めぐみんコスプレイヤーとオフパコごっこ2』
プロローグ:危険なタイトルの真実と、偽りの契約
都内のWEB制作会社でディレクターとして働く神谷 陸(かみや りく)は、休日に趣味のカメラを手にイベント会場へ足を運ぶのが唯一の息抜きでした。
そんな彼の前に、ある巨大サブカルチャーイベントで鮮烈な存在感を放つ一人のコスプレイヤーが現れます。大人気作品の爆裂魔法使い「めぐみん」の完璧な衣装に身を包んだ彼女の名は、白川 葵(しらかわ あおい)。
一見するとクールで高嶺の花のような葵でしたが、実は「撮影会の後にお茶や食事をして交流する=オフ会でパフェを食べるごっこ(略してオフパコごっこ)」という、紛らわしすぎる独自のパロディごっこ遊びを楽しむ、お茶目でちょっとズレたオタク女子だったのです。
前作での出会いをきっかけに、「オフパコ(オフ会でパフェを食べる)ごっこ」のパートナーとして仲を深めた二人。
続編となる今作『2』では、二人の関係が「単なるごっこ遊び」から「本気の恋」へと移り変わる、甘く危険な第二幕が幕を開けます。
遭遇:進化するごっこ遊びと、距離の急接近
「陸さん! 今日の『オフパコごっこ』の目的地は、新作の特大イチゴパフェがあるあのお店です! 覚悟してくださいね!」
赤ずきん風の衣装を脱ぎ、私服に着替えた葵は、イベント後のカフェで目を輝かせながらメニューを指差し出します。
「相変わらず紛らわしいネーミングだな……。でも葵、今日も撮影お疲れ様。すごく可愛かったよ」
陸の不意の褒め言葉に、葵はパフェを口に運んでいた手を止め、耳まで真っ赤にして俯いてしまいます。
「む、無駄な褒め言葉で私を動揺させないでください……! これはあくまで『ごっこ遊び』なんですから……っ!」
強がりを言う葵でしたが、二人の距離感は前作以上に縮まっていました。ごっこ遊びという名目のもと、放課後や休日に二人きりでカフェ巡りを重ね、お互いの好きなアニメやカメラの話題で時間を忘れて語り合う日々。
しかし、二人の心の中には「これはただの遊びなのか、それとも……」という甘い疑問が芽生え始めていました。
展開:画面越しではない、素顔のトキメキ
ある週末、新作コスプレ衣装の試着と撮影の練習を兼ねて、葵が陸の自室を訪れることになります。
狭い部屋の中で、大好きなキャラクターの衣装に身を包み、眼帯を直しながら照れくさそうにポーズをとる葵。
「どうでしょうか……陸さん。ちゃんと……可愛く撮れてますか?」
レンズ越しではなく、目の前で直接見つめ合う二人。間近で聞こえる葵の息遣いと、ほのかに漂う甘い香りに、陸の心臓は破裂しそうなほど打ち鳴らされます。
「……すごく綺麗だ、葵。キャラクターの再現じゃなくて、葵自身が……世界で一番魅力的だよ」
陸の素直な言葉に、葵は抱えていた杖をぎゅっと抱きしめ、潤んだ瞳で陸を見つめ返しました。
「陸さん……私、もう『ごっこ』じゃなくて……本当の陸さんの特別な存在になりたいです……」
部屋の中に充満する甘い空気。二人だけの空間で、言葉にできないトキメキが限界まで高まっていきました。
試練:ライバル登場と、踏み出せない一歩
しかし、二人の恋に試練が訪れます。
人気コスプレイヤーである葵のもとに、有名カメラマンからのアプローチやコラボ撮影の打診が殺到し始めたのです。
「僕みたいな普通のカメラマンが、彼女の活躍を邪魔しちゃいけないんじゃないか……」
勝手に引き目を感じた陸は、葵からの連絡に素っ気ない返事をするようになり、「ごっこ遊び」の開催を拒んでしまいます。
一方、陸からの拒絶を受けた葵もまた、自分の部屋でひとり涙を浮かべていました。
「私……衣装を着ていない素の自分じゃ、陸さんに好きになってもらえないのかな……」
お互いを想うが故にすれ違う二人。「ごっこ遊び」という曖昧な関係が、二人の足枷となってしまったのです。
転機:雨の日の撮影会と、魂の爆裂告白
大雨が降りつける週末の夕方。
陸のもとに、葵のSNSで「雨の中での撮影に挑む」という投稿が入ります。心配になった陸は、カメラバッグを抱えて雨の公園へと駆け出しました。
木陰で濡れながら、必死に一人でカメラをセッティングしていた葵。その姿を見つけた陸は、迷わず駆け寄って傘を差し伸べました。
「葵ーーっ!! 何やってるんだ! 風邪を引いたらどうするんだよ!」
「陸さん……!? なんで……私なんて、ただの『ごっこ遊び』の相手でしょ……っ!?」
雨音に負けじと叫ぶ葵の瞳から、大粒の涙が零れ落ちました。
「ごっこなんかじゃない!!」
陸は葵の華奢な肩を力強く掴み、真っ直ぐに彼女の瞳を見つめ返しました。
「逃げていたのは僕だ! 葵が魅力的すぎて、自分に自信が持てなかったんだ! でも……僕が好きなのは『めぐみん』のコスプレをした葵だけじゃない! 泣き虫で、甘いものが好きで、誰よりも一生懸命な葵自身が……大好きなんだ!!」
陸の魂からの爆裂告白。雨音を吹き飛ばすような陸の真実の叫びに、葵は胸に飛び込んできました。
「バカ陸さん……っ! 遅いんだよ……っ! 私だって……私だって、陸さんじゃなきゃダメなんだから……っ!」
二人は雨の上がる公園で、これまでのすれ違いや葛藤をすべて吹き飛ばすように、深く熱い誓いのキスを重ね合わせました。
エピローグ:本物の愛と、最高の『パフェ』
それから数ヶ月後。
休日のカフェテラスで、仲良く並んで座る陸と葵の姿がありました。
目の前に置かれたのは、前作よりもさらに豪華になった特大のイチゴパフェ。
「ほら陸さん! 今日の『本物の恋人デート』、いただきますのキスをしてから食べましょ♪」
「ちょっと葵、人前でそういうことを言うのは……!」
真っ赤になって照れる陸に、葵は悪戯っぽくウインクを返します。
曖昧な「ごっこ遊び」から始まった二人の恋は、どんな魔法よりも強力で甘い本物の愛となり、これからもずっと続いていくのです。
『めぐみんコスプレイヤーとオフパコごっこ2』
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