『放課後依存クラブ』
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放課後の教室に、西日が横から差し込んでいる。
逆光で顔はよく見えないが、数人の生徒が集まり、クラブ活動の報告をしているようだった。
女生徒A「私は、女友達のBの教科書や体操着を隠しています」
女生徒A「そして授業中にはBに教科書を見せたり、予備の体操着を貸したりして、親身になって助けています」
女生徒A「Bがほかの人と親しくならないように悪口を言いふらし、教室で孤立させています」
他生徒「いいですね……」
他生徒「おー、ゲスだ」
他生徒「さいてーだねー」
他生徒「B、かわいそ……」
部長「うん(はぁと) どうやら、このクラブに入部する資格はあるようだ」
部長「『放課後(はぁと)依存クラブ』への入部を歓迎するよ」
部長「さて……」
部長「次は、佐々季美優さんの話を聞かせてもらいたいね……」
半ば脅されるようにして連れてこられた主人公。
そこは、同じ趣味を持つ者たちが集まる秘密クラブだった。
実は主人公の美優にも、自分に依存させようとしている男子生徒がいた。
見た目はイケメンだが、家庭環境に問題があり、人間不信気味の冬月直人。
美優はそんな直人をわざと孤立させ、自分に依存するよう仕向けていた。
時には寸止めのエロで釣り、思春期の男の子の前にわざと薄着で現れる。
抱きついて相手をドキドキさせる。
一人の人間を、自分の思いどおりに動かせることがたまらない(はぁと)
美優自身も家庭環境が悪く、親から低い評価を受け続け、母親に頼り切るよう育てられていた。
しかし、ある日、母親が男を作って美優を捨てたことで、彼女は覚醒する。
だが覚醒したあとも、脳に刻み込まれた共依存による報酬系は残ったまま。
その仕組みを理解しながら、今度は自ら新たな共依存の相手を作り出していく。
そしていつか、この悪事が白日の下にさらされ、正義の一撃によって打ちのめされる日を夢見ている。
狂った脳内●薬依存者――ジャンキー。
それが、「佐々季美優」という女だった。
そして、そんな同好の士たちが集まる秘密のクラブ。
その名は――
「放課後(はぁと)依存クラブ」
佐々季美優「私が彼に目を付けたのは……」
『放課後依存クラブ』
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