『放送事故 総集編』




『放送事故 総集編』
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「私と、こういうセックスするの、イヤ…ですか?」
配信事故から始まったお付き合い。リスナー達も巻き込んで今日もエッチな生配信!
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収録作品(全8話)、表紙など含む172ページ
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概要:『放送事故 総集編』
本作は、緊迫した空気が流れるラジオ局の深夜生放送番組を舞台に、すべてをスマートにこなす若き男性音声ミキサーと、プライドが高く冷徹に見えて、実は極度の寂しがり屋な大人の女性パーソナリティが織りなす、大人のためのプレミアム・オフィスロマンスである。
タイトルの「放送事故」とは、無音状態(無変調)が続くといった技術的なトラブルではない。深夜2時の静寂の中、マイクが音を拾わない「CM中」や「音楽が流れている数分間」という限られた死角において、それまで完璧に保たれていた二人の理性の壁が決壊し、衝動的な情熱や甘い愛撫がスタジオ内で交わされてしまう一連の「秘密のハプニング」を指している。
主人公の滝沢 律(たきざわ りつ)と、局の夜の顔である人気パーソナリティの香坂 舞(こうさか まい)。ガラス一枚を隔てたコントロールルームとスタジオの間で繰り広げられる、大人の五感を刺激するようなスリリングで濃厚な攻防戦がドラマチックに描かれる。
主な登場人物
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滝沢 律(たきざわ りつ)
26歳。深夜の生放送番組『ミッドナイト・ブルー』を担当する優秀な音声ミキサー。冷静沈着で、どんな状況でも正確に音をコントロールするが、舞の放つ大人の色香にだけは本能を狂わされる。
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香坂 舞(こうさか まい)
31歳。元舞台女優の経歴を持つ、知的な大人の女性パーソナリティ。リスナーからは「孤高の美神」と慕われているが、律の前だけで見せる独占欲と情熱的な素顔は誰も知らない。
あらすじ
1. カフを下げた瞬間の、濃厚な密室
午前2時。ラジオ局の第3スタジオから流れる、舞の艶やかなナレーションがリスナーの耳を潤していた。曲紹介が終わり、舞が手元の「カフ(マイクのON/OFFスイッチ)」を下げ、スタジオ内に音楽が流れ始める。
5分間の音楽が流れる間、そこは完全な遮音壁に囲まれた、二人だけの密室へと変わる。
「律くん、今日のフェーダーの上げ方、すごく優しかった……。私の声、ちゃんと届いてる?」
スタジオの防音扉を開け、コントロールルームにいる律の元へ歩み寄ってきた舞。彼女は普段の凛としたロングドレスの肩を少し落とし、律の座る椅子の背もたれに手を置いて顔を近づけてきた。
深夜の静寂の中で伝わる、30代の成熟した大人の女性としての確かな体温と、ふわりと漂う上質なイランイランの香水の匂い。至近距離で見つめ合う二人。彼女の潤んだ瞳には、昼間の放送では絶対に見せない艶やかな光が宿っており、律の心拍数は一気に跳ね上がる。
2. 残り3分間の攻防、ガラス越しのサイン
数週間後、大型の台風が街を直撃し、局内は特別報道体制に追われていた。緊迫した生放送を終え、疲れ果てた舞は、誰もいないスタジオの片隅で一人、震えていた。
次の楽曲が流れる「4分30秒」の間に、律はスタジオへと飛び込んだ。
「香坂さん、大丈夫ですか」
「……放さないで。お願い、今だけは仕事の私を忘れて、一人の女にして」
普段の完璧なパーソナリティという仮面をかなぐり捨てた、寂しがり屋な女性の本音。
衣服越しに伝わる彼女の細い震えと、驚くほど早い鼓動。律が彼女の華奢な腰を支えるように強く抱きとめると、舞はその豊かな胸元をぴったりと律の胸に押し付け、彼のシャツの襟元をぎゅっと掴んだ。
コントロールルームのモニターに映る「残り時間:2分」のタイマー。生放送中というスリルが、二人の間に流れる空気をいっそう濃厚に、そして狂おしいほど甘美なものへと変えていく。
3. 深夜3時の放送終了、情熱の完全決壊
物語のクライマックスは、すべての番組が終了し、局内に誰もいなくなった午前3時30分。鍵のかかったマスタースタジオの遮音壁の奥で、二人は並んで座っていた。
「律くん、私の声を世界中に届けてくれたお礼をさせて……」
舞はドレスの上着をそっと脱ぎ捨て、薄手のシルクブラウス姿で律の膝の上に重なるように寄り添った。いつもはリスナー全員の憧れである彼女が、いまは一人の熱烈な独占欲を秘めた女性として、律を真っ直ぐに見つめている。
律はもう躊躇わなかった。彼は舞の髪に指を絡め、その美しい唇を塞いだ。
それは、これまでの「ミキサーと出演者」という関係を完全に忘れさせる、深くて濃厚な大人のための口づけだった。舞は嬉しそうに甘い吐息を漏らし、律の首に腕を回して強く抱き返してきた。衣服が擦れる音と、ミキシングルームの微かな機械音の中に溶けていく重なる鼓動。彼女の美しいプロポーションと、熟した大人の情愛。お互いの孤独と募らせてきた想いをすべて溶かすような極上の多幸感の中、二人の心と身体はどこまでも深く、甘美に結ばれていった。
4. 電波に乗らない秘密
翌日の夜。ラジオのスピーカーからは、いつものように非の打ち所がない完璧な美声でリスナーの悩みに答え、人々を魅了する「香坂舞」の声が流れていた。
何万人というリスナーも、局の偉い人間たちも、彼女が昨夜どれほど甘く艶やかな声を上げていたかなど、知る由もない。
しかし、曲が流れている一瞬だけ、舞はコントロールルームのガラス越しに律と視線を合わせ、マイクの手前で自身の唇に指先をそっと当てて、悪戯っぽく微笑んだ。
誰にも言えない、深夜の電波の死角で繰り広げられる大人の秘密の共犯関係。美しき天才パーソナリティのすべてを音と共に掌握する律と、彼にだけ全てを委ねる舞の、刺激的で最高に甘やかな「放送事故」の物語は、夜が深まるたびに、さらに熱く織り上げられていく。
『放送事故 総集編』
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