「奇跡の花は艶夢と共に消えてゆく」
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奇跡の花は艶夢とともに消えてゆく ― 完結編 ―
――僕が出会ったのは、
‘奇跡の花’と呼ばれた伝説のグラビアアイドルだった。
長年憧れ続けたその存在と、
運命の巡り合わせによって恋人となった主人公。
甘美で背徳的な日々に、二人は溺れていく。
しかしある日、
主人公はアルバイト先で‘ある美術品’を壊してしまう。
その名は――
「幽玄の炎」
二つとして同じものは存在しない、
数奇な運命のもとに生まれた芸術作品。
その作品を巡り、
主人公と恋人・アキナ、
そして《幽玄の炎》の所有者である
映画監督にして美術収集家・美山周明。
三者の想いと運命が交錯し、
物語はやがて、ひとつの結末へと導かれていく――。

