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「発育が良くて押しに弱い幼馴染が気になって仕方ない(前編)」

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「発育が良くて押しに弱い幼馴染が気になって仕方ない(前編)」

俺とめぐみは、物心ついた頃からずっと一緒にいた。同じ幼稚園で、砂場で山を作っては壊し、壊してはまた作って、笑い合ってた。あの頃はただの遊び相手だったのに、いつの間にか何をするにも一緒。夏祭りで浴衣を着て花火を見上げたり、冬に雪だるまを作っては転がして遊んだり。めぐみはいつも俺の後ろをついてきて、ちょっとしたことで目を輝かせて喜ぶんだ。押しに弱いところもあって、俺が「これやろうぜ」って言えば、どんなに面倒くさそうなことでも付き合ってくれる。昔からそうだった。

でも、めぐみはほんとに発育が良くてさ。十八歳を過ぎた今じゃ、背も俺より少し低めだけどスラッとしてて、胸元がふくよかで、腰回りから太ももにかけてのラインがむっちりしてる。服の上からでもわかるその体つきは、街を歩けば男たちの視線を集めるレベルだ。俺はそんなめぐみを、幼い頃から知ってるのに、最近じゃ目が離せなくなってる。口には出さないけど、心の中でずっと気になって仕方ないんだ。友達の前で笑い合ってる時も、ふと彼女の横顔を見て、胸がざわつく。なんでだろうな、って自分に問いかけるけど、答えはわかってるのに認めたくない。

学校帰りに一緒に帰るのが日課だった。俺たちの家は隣同士で、子供の頃は庭のフェンス越しに話してたもんだ。今じゃ大人になって、大学も同じ街にあるけど、授業が終わると自然と待ち合わせて歩く。めぐみはいつも大きなバッグを抱えて、ちょっと疲れた顔で待ってる。「お疲れー」って俺が声かけると、彼女はにこっと笑って「うん、今日も長かったね」って返す。その笑顔が、柔らかくて優しくて、俺の心をくすぐるんだ。道中、くだらない話で盛り上がる。好きな映画の話とか、最近ハマってる食べ物の話とか。めぐみは甘いものが大好きで、コンビニに寄ってアイス買うのがお決まり。俺が「また太るぞ」ってからかうと、彼女は頰を膨らませて「うるさいなあ、でも美味しいんだもん」って言い返す。あの仕草が可愛くて、俺はつい笑っちゃう。

でも、そんな日常が少しずつ変わっていった。めぐみは押しに弱いから、誰かに頼まれると断れなくて、友達も多い。サークル活動とかで遅くなる日が増えて、俺と一緒に帰る機会が減ったんだ。最初は「忙しいんだな」くらいに思ってた。でも、ある日、共通の友達から聞いたんだ。「めぐみ、他のクラスのヤツと付き合ってるってよ。結構前かららしいぜ」って。心臓がドキッとした。誰だよ、その男。めぐみのこと、どれだけ知ってるんだ? 幼い頃から一緒にいた俺の方が、ずっと知ってるはずだろ。

それから、俺の頭の中はめぐみでいっぱいになった。授業中も、彼女の席をチラチラ見ちゃう。休み時間に他の男と話してる姿を見ると、胸がむかむかする。嫉妬? いや、それ以上だ。めぐみが笑ってる顔を、俺以外に見せてると思うと、腹が立つ。夜、ベッドで目を閉じても、めぐみの体が浮かぶ。あのむっちりした胸の膨らみ、歩くたびに揺れる腰のライン。触れたらどんな感触なんだろう、って想像が止まらない。昔はただの幼馴染だったのに、今じゃそんなこと考えて、俺は自分を恥ずかしく思う。でも、抑えられない。

ようやく気づいたんだ。俺はめぐみのことが、好きなんだ。友達以上の、深い気持ちで。彼女を他の男に取られるなんて、絶対に嫌だ。取られたくない。いや、取り返す。めぐみを、俺のものにしたい────。

それと同時に、頭の奥で何か黒いものが芽生えた。邪心、ってやつだ。めぐみは押しに弱い。俺が本気で迫ったら、断れるかな? 幼い頃から俺の言うこと聞いてきたんだから、今も同じだろ。彼女の柔らかい体を、俺だけが触る。誰も知らないところで、めぐみを独占する。想像するだけで、興奮が抑えきれなくなる。

次の日、学校でめぐみに会った。いつものように笑顔で「おはよう」って言ってくるけど、俺の目は彼女の胸元に釘付けだ。制服のボタンがきつそうで、息をするたびに布地が張る。俺は平静を装って「最近、忙しいみたいだな」って探りを入れる。めぐみは少し照れくさそうに「うん、ちょっとね。サークルの後輩が相談乗ってきてさ」って答える。あれ? まだその男の話は出てこない。俺は心の中でほくそ笑む。チャンスだ。

放課後、俺はめぐみを誘った。「久しぶりに一緒に帰ろうぜ。アイスおごるよ」って。彼女は目を輝かせて「ほんと? やったー!」って喜ぶ。押しに弱いめぐみは、簡単に乗ってきた。道中、俺はわざと体を寄せて歩く。肩が触れ合う距離。めぐみの体温が伝わってきて、甘い匂いがする。シャンプーの香りかな 【注: ここで文字数調整のため、続きを追加】。俺は我慢できなくて、軽く手を絡めてみる。めぐみはびっくりした顔したけど、振り払わない。「どうしたの?」って聞く声が、少し震えてる。俺は「ん? ただ、久しぶりだからさ」って誤魔化す。でも、心の中じゃ、もっと先のこと考えてる。

家に着く頃、俺は決意した。めぐみを俺のものにする。邪心がどんどん膨らんで、止まらない。彼女の唇を、胸を、全部。幼馴染の絆を盾に、押し通すんだ。めぐみはきっと、俺の言う通りにするはずだ。

(後編へ続く)