「夏日10」
「夏日10」
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「今回は、一日中部屋にこもってラブラブな時間を過ごすお話です」
ある夏の穏やかな朝、蝉の声が窓辺に優しく響く中、薺とタケルはいつものようにベッドで寄り添っていた。二人は付き合って数年になる恋人同士で、互いの存在が何よりの宝物。今日という日は、特別に予定を空け、朝から晩まで二人きりの世界に浸ろうと決めたのだ。外の世界の喧騒を忘れ、ただただお互いの温もりを確かめ合う、甘い一日。薺のいたずらっぽい笑顔が、タケルの心を優しく溶かしていく。
◆朝から寝起きで、赤ちゃんのような甘えん坊プレイ
目覚めの瞬間、薺はタケルの胸に頰をすり寄せ、子守唄のような声で囁いた。「ママの温かなぬくもりの中で、朝一番の特別な贈り物をちょうだいね〜(ハート)」。タケルは照れくさそうに目を細め、薺の柔らかな髪を撫でる。まだ眠気の残る体を寄せ合い、二人はまるで赤ちゃんのように無邪気に絡み合う。薺の指先がタケルの背中を優しく這い、甘い吐息が部屋に満ちる。外の陽光がカーテンを透かし、ベッドを淡い金色に染める中、二人はゆったりとしたリズムで朝の喜びを分かち合った。タケルは薺の耳元で「君がいると、毎朝が夢みたいだよ」と呟き、薺はくすくす笑って応じる。「ふふ、今日はずっとママのそばにいてね」。このプレイは、二人の絆を新鮮に保つお気に入り。終わった後、薺は満足げにタケルの頰にキスをし、「おいしい朝ごはん、頂きました(ハート)」と悪戯っぽくウィンクした。タケルは頰を赤らめ、幸せに包まれる。
朝食の時間は、ベッドの上で軽く済ませた。薺が用意したフルーツとヨーグルトを交互に食べさせ合い、笑い声が絶えない。窓から入るそよ風がシーツを優しく揺らし、二人はまだ離れたくない様子で体を重ねる。薺の小悪魔的な魅力が、朝からタケルを翻弄し始めるのだ。
◆イタズラっぽく、特別な瞬間を焦らして我慢させる
午前中、二人はソファに移り、映画を観ながら寄り添うはずが、薺のいたずら心が爆発した。「ねえ、タケルくん。まだ我慢できる?(ハート)」と、薺はタケルの手を自分の腰に導き、ゆっくりと体をくねらせる。タケルが息を荒げると、薺は指を唇に当てて「しーっ」と制し、目を輝かせる。「特別な贈り物(ハート)、特別な贈り物(ハート)、特別な贈り物(ハート)……ぜ〜んぶ、私の中に溜め込んで、ゆっくり頂いちゃうんだから」。彼女の声は甘く、まるで蜜のようにタケルの心を絡め取る。タケルは必死に耐え、薺の視線に負けじと見つめ返すが、薺の柔らかな肌の感触に体が震える。部屋には二人の息遣いだけが響き、時計の針がゆっくり進む。
焦らしは30分ほど続き、薺はついに満足げに微笑む。「よく我慢したね。ご褒美よ(ハート)」。二人は再び深く結ばれ、互いの鼓動が同期するような至福の時を迎えた。終わると、薺はタケルの首に腕を回し、「君の我慢強いところ、大好き」と囁く。タケルは汗ばんだ額を薺の肩に預け、「君のイタズラに、毎回負けそうになるよ」と笑う。この遊びは、二人の関係をより親密にするスパイス。午後の陽射しが部屋を暖かく照らす中、二人は水分補給に冷たいジュースを飲み、互いの唇を重ねて余韻を楽しんだ。薺の確信犯的な小悪魔ぶりに、タケルは朝からすっかり翻弄され、ますます彼女に夢中になっていく。
昼食はデリバリーを頼むことに。薺がスマホで注文し、タケルはキッチンで簡単なサラダを準備する。待ち時間の間、二人は床に座ってトランプで遊ぶが、薺のカードさばきが上手すぎて、タケルは何度も負ける。「罰ゲームは、もっと甘いキスよ(ハート)」と薺が言うと、タケルは喜んで従う。
◆出前の配達員に、ちょっとした痴態を見せつける
チャイムが鳴り、配達員がドアの前に立った瞬間、薺の目がいたずら輝く。二人はまだ体を寄せ合ったまま、薺がドアを開ける。「ありがとうございます〜。あ、ちょっと待ってね、今私の温かなぬくもりの中で、タケルくんの特別な部分が、すごく元気になっちゃったの(ハート)」。配達員の青年は一瞬固まり、顔を赤らめて視線を逸らす。薺は堂々とタケルの手を握り、ベッドルームから漏れる甘い空気をそのまま見せつけるように微笑む。タケルは恥ずかしさで耳まで真っ赤だが、薺の興奮した表情に引き込まれ、思わず笑ってしまう。「薺、君って本当に大胆だな……」と後で呟くと、薺は「だって、君との幸せをみんなに自慢したかったのよ(ハート)」と胸を張る。
昼食を食べながら、二人は窓辺で語り合う。薺は幼い頃の思い出を、タケルは仕事の夢を。互いの過去を知るたび、愛情が深まる。食後、二人はシャワーを浴び、互いの体を優しく洗い合う。水音と笑い声がバスルームに満ち、まるで新婚のような時間。薺の濡れた髪がタケルの胸に落ち、特別な贈り物を再び交わすきっかけになる。
午後はゆったりと。薺が選んだ音楽をかけ、ダンスを踊る。タケルの不器用なステップに薺が大笑いし、転がるようにベッドへ。夕暮れが近づくと、窓からオレンジ色の光が差し込み、二人は夕食前にまた甘い時間を過ごす。薺の焦らしプレイが再び始まり、タケルは「もう限界だよ!」と懇願。薺は「ふふ、全部頂戴ね(ハート)」と応じ、部屋に喜びの吐息が広がる。
日が沈む頃、二人は疲れ果ててベッドに横たわる。薺はタケルの胸に頭を乗せ、「今日一日、君のすべてを頂けて幸せだったよ」と囁く。タケルは薺を抱きしめ、「僕も。君がいると、毎日が特別だ」。星空が窓に輝く中、二人は穏やかな眠りにつく。
相も変わらず確信犯的小悪魔な薺に、朝から晩まで特別な贈り物を惜しみなく捧げる日々。タケルはそんな薺に、ますます心を奪われていくのだった……。