はじめに
2026年1月より待望のテレビアニメ化を果たした『幼馴染とはラブコメにならない』(略称:幼ラブ)。
講談社の人気ウェブコミック配信サイト「マガジンポケット」で連載中の三簾真也による本作は、幼馴染との甘くてもどかしい恋模様を描いた青春ラブコメディとして注目を集めています。
タイトルの「ラブコメにならない」という逆説的な表現が気になる方も多いはず。
実は本作、お互いに想い合っているのに素直になれない、じれったくも愛おしい幼馴染たちの恋愛模様が最大の魅力なのです。
2023年には「次にくるマンガ大賞2023」のWebマンガ部門にノミネートされるなど、連載開始時から高い評価を受けてきた本作。
この記事では、アニメ化で更に注目を集める『幼馴染とはラブコメにならない』の魅力を徹底的に解説していきます。
作品概要
基本情報
- 原作者:三簾真也(みすまれしんや)
- 連載媒体:マガジンポケット(講談社)
- 連載開始:2022年3月22日
- 既刊巻数:18巻(2025年11月7日現在)
- ジャンル:青春ラブコメディ、学園もの
- 略称:幼ラブ
あらすじ
高校1年生の**界世之介(えーゆー)**は、ラブコメ、特に「幼馴染とのラブコメ」に心を奪われている普通の男子高校生。しかし彼には大きな悩みがあった。それは、幼馴染の「しお」と「あかり」が可愛すぎること!
大人になった二人を異性として意識してしまうえーゆーだが、彼は知っている。「現実の幼馴染とはラブコメにならない」ということを。だから、自分の気持ちを必死に隠しながら日々を過ごしていた。
ところが、実はしおもあかりもえーゆーに想いを寄せているのだ。お互いに気持ちに気づかないまま、近すぎる距離感ゆえに素直になれない三人。そこに更に別の幼馴染たちも加わって、じれったくて、もどかしくて、でも胸が熱くなる青春ラブコメが展開される!
主要キャラクター
界世之介(かい せのすけ)/ えーゆー
- CV:浦尾岳大
- 本作の主人公。幼い頃に幼馴染たちを助けた「英雄」から「えーゆー」と呼ばれている
- ラブコメ漫画、特に幼馴染ものが大好き
- 成長した幼馴染たちを強く意識しているが、それを必死に隠している
水萌汐(みずもえ しお)/ しお
- CV:久住琳
- えーゆーの隣人で幼馴染。家も部屋も隣同士
- 窓から侵入してくるなど、距離感が近すぎる
- えーゆーに想いを寄せているが、素直になれない
火威灯(かい あかり)/ あかり
- CV:芹澤優
- えーゆーの幼馴染。派手な見た目のギャル系女子
- えーゆーには辛辣な態度を取るが、実は強く意識している
- 幼い頃にえーゆーに言われた「一生そばにいる」という言葉を大切にしている
月見るな(つきみ るな)/ るなこ
- CV:平塚紗依
- えーゆーのはとこで幼馴染
- ずぼらな性格で部屋は汚部屋
- のちに国語教員として世之介の高校に赴任する
日向春(ひゅうが はる)/ ハル
- CV:山本悠有希
- ボーイッシュなスポーツ系ヒロイン
- 後から「幼馴染」を名乗り出てくる
7つの魅力
【魅力1】お互いに想い合っているのに気づかない「もどかしさ」
本作最大の魅力は、なんといってもキャラクターたちのもどかしい恋愛模様です。えーゆー、しお、あかりの三人は、お互いに相手のことを想っているのに、「幼馴染だから恋愛対象として見られていないはず」という思い込みから素直になれません。
読者から見れば明らかに両想いなのに、当人たちは気づいていない。この「すれ違い」と「勘違い」の連続が、読者をじれったくもキュンとさせるのです。
【魅力2】複数の魅力的なヒロインたち
ヒロイン全員が幼馴染という設定も本作の大きな特徴。しお、あかり、るなこ、ハルと、それぞれ個性豊かなキャラクターが登場します。
- しお:積極的でストレートなアプローチが魅力
- あかり:ツンデレ気味で素直になれない可愛さ
- るなこ:ずぼらだけど実は世話焼きな一面
- ハル:明るくグイグイくる「男友達」ムーブ
誰を応援するかで読み方が変わるのも、本作の楽しみ方の一つです。
【魅力3】リアルな思春期の心理描写
本作が評価されている理由の一つが、思春期特有の心理描写のリアルさです。
幼馴染という近すぎる距離感だからこそ、恋愛関係に発展することへの恐怖や、関係が壊れることへの不安。好きなのに素直になれない、意識しているのにそれを悟られたくない。そんな10代特有の複雑な感情が丁寧に描かれています。
読者レビューでも「心理描写がリアル」「こういう関係って実際にあるかも」という声が多く、共感できる恋愛模様として支持されています。
【魅力4】笑えるコメディ要素
もどかしい恋愛模様だけでなく、クスッと笑えるコメディ要素も充実しています。
えーゆーの心の声や、ヒロインたちの空回りするアプローチ、ラッキースケベ(?)的なシチュエーションなど、テンポの良いギャグ展開が随所に散りばめられています。
重くなりすぎず、笑いながら読めるバランスの良さが本作の魅力です。
【魅力5】美しい作画とキャラクターデザイン
三簾真也の繊細で美しい作画も見逃せません。特にヒロインたちの表情の描き分けや、感情が揺れ動く瞬間の細かな演出は必見です。
漫画版では「絵が綺麗でひとつひとつのコマを食い入るように見てしまう」という読者の声も。アニメ版では手塚プロダクションが制作を担当し、原作の魅力を活かした高品質な映像に仕上がっています。
【魅力6】予測できない展開
タイトルには「ラブコメにならない」とありますが、実際にはどんどんラブコメ展開が加速していきます。
物語が進むにつれて、えーゆーが誰かを選ぶ決断を迫られたり、思わぬキャラクターからの告白があったり。予想を裏切る展開の連続で、読者を飽きさせません。
特に巻を重ねるごとに、単なる日常コメディから真剣な恋愛模様へとシフトしていく構成が見事です。
【魅力7】幼馴染というテーマの深掘り
本作は「幼馴染」という関係性を徹底的に掘り下げた作品でもあります。
近すぎる距離感ゆえの難しさ、子供の頃から知っているからこその気恥ずかしさ、関係が変わることへの恐れ。幼馴染だからこそ生まれる特有のジレンマが丁寧に描かれています。
「幼馴染は負けヒロイン」というラブコメあるあるを覆し、幼馴染だからこその魅力を全面に押し出しているのが本作の最大の特徴と言えるでしょう。
おすすめポイント
こんな人におすすめ
- じれったい恋愛が好きな人
- すれ違いや勘違いが多く、もどかしさを楽しめる
- ハーレム系ラブコメが好きな人
- 複数のヒロインが登場し、誰を応援するか選べる楽しさ
- 青春ものが好きな人
- 高校生活のリアルな描写と、思春期特有の感情が魅力
- テンポの良いコメディが好きな人
- 笑える展開も多く、サクサク読める(見られる)
- 幼馴染キャラが好きな人
- 幼馴染というテーマを徹底的に楽しめる作品
特に注目すべきシーン・エピソード
- 第1話:えーゆーとしおの関係性が分かる導入回
- 満員バス回:距離感の近さと複雑な心境が描かれる名シーン
- 文化祭編:ミスコンを通じて恋模様が加速
- 体育祭編:チアダンスを通じて関係性が変化
- 修学旅行編:物語のターニングポイントとなる重要エピソード
視聴者・読者の反応
ポジティブな評価
アニメ・漫画ともに、多くのファンから支持を集めています。
漫画の評価(めちゃコミックより)
- 総合評価:3.8〜3.9 / 5.0
- 「心理描写がリアルで共感できる」
- 「ヒロインたちが可愛すぎる」
- 「じれったいけど愛おしい関係性が良い」
- 「コメディ要素も充実していて楽しい」
特に好評なポイント
- キャラクター同士のやりとりが面白い
- 思い込みによる空回りが笑える
- 絵が綺麗で見応えがある
- 続きが気になる展開
賛否両論の声
一方で、以下のような意見もあります。
気になる点として挙げられているもの
- 「展開が遅く、なかなか関係が進まない」
- 「主人公の優柔不断さにイライラする」
- 「ヒロインが複数いるため、誰が正ヒロインか分からない」
- 「テンプレート的な展開が多い」
ただし、これらの点も**「じれったさを楽しむ作品」として受け入れられている**面があり、むしろそのもどかしさこそが本作の魅力だという声も多く見られます。
アニメ版の評価
2026年1月から放送開始したアニメ版については、現在進行中のため評価が分かれていますが、以下の点が注目されています。
- 手塚プロダクションによる安定した作画
- 声優陣の熱演(特にヒロイン役の久住琳、芹澤優など)
- HoneyWorksが担当するOP主題歌「あいらびゅ」
- 小玉ひかりが歌うED主題歌「あまのじゃく」
- AT-X限定のミニ企画「幼ラブ キャストたちのラブコメスペシャル」
一部配信サービスでは**「プチドキver.」**として規制を解除したバージョンも配信されており、話題となっています。
作者・スタッフについて
原作者:三簾真也
三簾真也(みすまれしんや)は、本作が講談社での初連載となる漫画家です。
『幼馴染とはラブコメにならない』は、連載開始と同時に「マガポケランキング オリジナル」で第1位を獲得するなど、デビュー作にして大きな成功を収めました。
緻密な心理描写と、魅力的なキャラクターデザインが持ち味で、特に表情の描き分けや感情表現の繊細さが高く評価されています。
アニメ制作スタッフ
監督:桑原智 シリーズ構成:広田光毅 脚本:広田光毅、森田眞由美 キャラクターデザイン・総作画監督:岩崎令奈 アニメーション制作:手塚プロダクション
手塚プロダクションは、日本を代表するアニメ制作会社の一つ。『鉄腕アトム』『ブラック・ジャック』などの名作を生み出してきた老舗スタジオが、本作でも高品質な映像を提供しています。
音楽
オープニングテーマ:「あいらびゅ」
- 歌:HoneyWorks meets 水萌汐・火威灯・月見るな・日向春(CV:久住琳・芹澤優・平塚紗依・山本悠有希)
- 作詞:shito
- 作曲:shito、中西
- 編曲:HoneyWorks
エンディングテーマ:「あまのじゃく」
- 歌:小玉ひかり
特にOPは、HoneyWorksとキャラクター声優陣のコラボレーションとして注目を集めています。
視聴・読める場所
漫画版
マガジンポケット(公式アプリ)
- 最新話まで無料で読める期間あり
- 定期的に無料キャンペーンを実施
電子書籍配信サービス
- めちゃコミック
- コミックシーモア
- BookLive!
- Kindle
- その他主要電子書籍ストア
単行本
- 講談社 KCデラックス より刊行
- 既刊18巻(2025年11月現在)
アニメ版
テレビ放送
- テレビ東京系列:毎週月曜 0:00〜(日曜深夜)
- AT-X:独占企画「幼ラブ キャストたちのラブコメスペシャル」付き
- BS日テレ
配信サービス
- dアニメストア(WEB最速配信 / プチドキver.あり)
- AnimeFesta(プチドキver.あり)
- DMM TV
- Amazon Prime Video
- U-NEXT
- Hulu
- ABEMA
- ニコニコ動画
- その他多数の配信サービス
放送・配信開始:2026年1月5日より
※配信日時や内容は変更になる場合があるため、各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。
まとめ
『幼馴染とはラブコメにならない』は、幼馴染という関係性の魅力を最大限に引き出した青春ラブコメディです。
本作の魅力をまとめると:
- お互いに想い合っているのに気づかない、じれったくもどかしい恋愛模様
- 個性豊かで魅力的な複数のヒロインたち
- 共感できるリアルな思春期の心理描写
- バランスの良いコメディ要素
- 美しい作画とキャラクターデザイン
- 予測できない展開の連続
- 幼馴染というテーマの深掘り
「ラブコメにならない」というタイトルに反して、実は最高のラブコメであるこの作品。2026年1月からのアニメ放送により、更に多くのファンを獲得しています。
もどかしい恋愛が好きな方、青春ものが好きな方、そして何より幼馴染という関係性に特別な想いがある方には、ぜひおすすめしたい作品です。
まだ視聴・読了していない方は、この機会にぜひ『幼馴染とはラブコメにならない』の世界に触れてみてください。きっとキャラクターたちの不器用な恋に、心を掴まれること間違いなしです!
