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「爆乳 アイドル淫魔忍 蜜里 其の一 『淫魔ちんぽになんて負ける訳ないもん。』」

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爆乳アイドル淫魔忍 蜜里 其の一 『淫魔の誘惑になんて負ける訳ないもん。』

『淫魔』――― 女性にのみ宿る特別な力を、親密な接触を通じて搾取する現代の脅威。

そんな存在に対抗できるのは、同じ力を宿す女性だけだった。

その力を使い、淫魔討伐に暗躍する現代のくノ一を『淫魔忍』と呼ぶ―――

【あらすじ】

ある時は普通の大学生としてキャンパスライフを送り、 ある時は淫魔忍として影で活躍する 『瑠璃堝 蜜里(るりつぼ みつり)』。

僕『神倉 匠海(かみくら たくみ)』は、 蜜里と幼馴染で、過去の出来事の影響で 彼女と同じ特別な力を少しだけ持つ特殊体質だった。

今はその力で微力ながら 蜜里のサポートをしているのだが……

蜜里は成長するにつれ、 力と同じく体もみるみる発達していき…… 今では大学内の男子学生、全員が憧れる 『爆乳アイドル淫魔忍』に…!?

これは『爆乳アイドル』×『淫魔忍』として 活躍する蜜里のお話――

その時、 最強の淫魔が蜜里に忍び寄っている事に 僕はまだ、気づく事ができなかった―――

物語は、穏やかな秋の午後から始まる。大学のカフェテリアで、僕はいつものように蜜里と向かい合って座っていた。窓から差し込む柔らかな陽光が、彼女の長い黒髪を優しく照らし、笑顔をより輝かせている。蜜里は二十歳の大学生で、僕とは物心ついた頃からの付き合いだ。幼い頃、一緒に遊んだ公園のブランコや、夏祭りの金魚すくいを今でも鮮やかによみがえらせる。

「匠海、今日の講義はどうだった? 私、教授の話が難しくてさっぱりだったよ」

蜜里が紅茶を一口飲んで、頰を少し膨らませる。彼女のそんな仕草が、いつも周囲の視線を集める。大学に入学して以来、蜜里の魅力は爆発的に広がった。スレンダーな体型に、豊かに実った胸元が目を引く。制服のようなブレザーを着ていても、その曲線は隠しきれない。男子学生たちは彼女を『爆乳アイドル』と陰で呼び、ファンクラブまで作っているらしい。僕はその渦中の中心にいる幼馴染として、複雑な気持ちを抱いていた。

僕自身も二十歳。普通の大学生に見えるが、蜜里と同じ特別な力――淫力をわずかに持つ体質だ。これは幼い頃の事故が原因だった。あの時、蜜里がまだ力に目覚めかけていた頃、僕たちは廃墟で遊んでいた。突然現れた弱い淫魔の気配に、蜜里が反応し、力を暴発させてしまった。僕はその余波を浴び、以来、少しだけ淫力を操れるようになった。蜜里はそれを「運命の絆」と笑うが、僕にとってはサポート役に徹する理由だ。

「まあ、僕も半分寝てたよ。でも、蜜里のサポートは順調だろ? 昨日の夜の巡回で、怪しい気配はなかった」

僕は声を潜めて言う。表向きは普通の会話だが、僕たちの本当の顔は淫魔忍とその助手。蜜里はくノ一の血を引く家系で、幼少から訓練を受けていた。大学生活はカモフラージュだ。夜になると、彼女は黒い装束に身を包み、街の闇を駆け巡る。僕はその後方で、淫力の微かな波動を探知して情報を提供する。

蜜里の目が輝く。「うん、匠海のおかげだよ! あの微力な力でも、敵の位置をピンポイントで教えてくれるんだもん。最高のパートナー!」

彼女が手を伸ばして僕の腕を軽く叩く。その瞬間、周囲の男子たちが羨望の視線を投げてくる。蜜里はアイドル級の人気者だ。キャンパスではダンスサークルのエースで、イベントではセンターを務める。豊かな胸が揺れるステージパフォーマンスは、観客を魅了する。だが、それはすべて淫魔忍としての訓練の賜物。しなやかな動きで敵を翻弄し、淫力を集中させて一撃で倒す。

成長過程で蜜里の体が変化したのは、淫力が関係しているらしい。十代後半から、彼女の体は女性らしく丸みを帯び、特に胸元が著しく発達した。医者にも相談したが、「体質的なもの」としか言われない。蜜里自身はそれを武器に変えた。「これで敵を油断させられるよ!」と笑う彼女の自信が、僕を安心させる。

しかし、最近の蜜里は少し様子がおかしい。夜の巡回から戻ると、頰を赤らめ、息を荒げていることが増えた。「敵が強かっただけ」と言うが、僕の淫力感知では大した相手はいない。もしかして、力の制御が難しくなっているのか? それとも、大学生活のストレスか。

ある夜、いつものように僕の部屋で作戦会議。蜜里はソファに座り、ノートパソコンで地図を確認している。部屋は柔らかなランプの光に包まれ、秋の夜風がカーテンを揺らす。彼女の香水の甘い匂いが漂う。

「匠海、明日のターゲットはここ。繁華街の裏路地に、淫魔の巣窟がありそう」

僕は頷き、彼女の隣に座る。蜜里の体温が近く、幼馴染とはいえドキドキする。彼女の胸元が息づくたびに、布地が優しく波打つ。視線を逸らそうとするが、つい目がいってしまう。

「了解。でも、無理はするなよ。君の体、最近負担が大きいみたいだ」

蜜里がくすっと笑う。「心配性だね。でも、ありがとう。匠海がいなかったら、私一人じゃ心細いよ」

その言葉に、僕の胸が温かくなる。過去の事故以来、僕たちは互いを支え合ってきた。蜜里の家系は淫魔忍の伝統を守るが、現代では孤立しやすい。僕の存在が、彼女の心の支えになっているなら、それでいい。

翌夜、作戦実行。蜜里は黒いボディスーツに着替え、夜の街へ。僕はアパートから淫力を集中して監視する。波動は安定している。敵は中級の淫魔らしい。蜜里の動きは完璧だ。屋上から飛び降り、影のように接近。淫力を掌に集め、敵の背後を取る。

だが、その時。僕の感知に異変。強大な波動が、蜜里の背後から迫る。最強クラスの淫魔! それは人間の姿を模し、蜜里を誘惑するタイプだ。力で搾取するだけでなく、心を蝕む。

「蜜里、逃げろ! 後ろだ!」

僕の叫びが無線で届くが、遅い。淫魔の影が蜜里を包む。彼女の体が震え、膝をつく。豊かな胸が激しく上下し、息が乱れる。誘惑の波動が、彼女の淫力を刺激する。

「くっ…こんなの、負けない…!」

蜜里の声が震える。彼女は立ち上がり、反撃を試みる。だが、敵は狡猾だ。蜜里の体を優しく撫で、力を奪おうとする。彼女の頰が赤く染まり、目が潤む。

僕は慌てて現場へ急ぐ。大学から数キロ、バイクで飛ばす。心臓が激しく鳴る。蜜里を守らなければ。

到着した時、戦いは佳境。蜜里は敵を押さえ込んでいるが、限界近い。彼女のスーツが汗で濡れ、体が熱を帯びる。胸元が強調され、息づかいが荒い。

「匠海…来てくれた…」

僕の微力な淫力を注ぎ込む。敵の弱点に集中。蜜里が最後の力を振り絞り、一撃。淫魔は霧散する。

戦いが終わり、路地で蜜里を抱き支える。彼女の体は熱く、柔らか。豊かな曲線が僕に寄りかかる。

「ありがとう…匠海がいなかったら、危なかった」

蜜里の目が優しい。だが、僕の心に不安が残る。あの最強の淫魔は、ただの先兵か? 本命がまだ潜んでいる気がする。

大学に戻る朝。蜜里はいつもの笑顔でキャンパスを歩く。アイドルとして男子たちに囲まれ、爆乳の魅力で注目を集める。だが、夜の顔は淫魔忍。僕はその狭間で、彼女を守り続ける。

これは、蜜里の活躍の始まり。爆乳アイドルと淫魔忍の二重生活。誘惑に負けず、戦い抜く彼女の物語。そして、僕の気づかない脅威が、ゆっくりと近づいていた―――