「男だと信じていたオタクの親友が女だった件」
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いつもの男友達が実は女と知ったらどう思うだろうか───。
今までと全く変わらずに接するか、
今までと関係性が少し変わりつつもやはり友達でいるか、
あるいは異性のフェロモンを感じ取り一線を越えてしまうのか。
俺は三好。大手家電販売企業で働いている。
趣味はもっぱら電車撮影。
その電車を撮るカメラは命の次に大事だ。
友人の高野 琉生(るい)。
警備会社の営業をしているらしい。
いつも会社帰りに俺の家に来る電車撮影友達。
もちろん電車撮影イベントで知り合った仲だ。
気が合って家も近いことがあり、
一緒に撮影に行ったり、
毎晩会社帰りに俺の家で夜飯を食いながら
ゲームをする気の置けない友人だ。
高野は夏でも肌が弱いからと長そでを来た太い男で、
実際肌は「男と思えないほど」繊細で綺麗で、
「男と思えないほど」声が高い。
それでも出会ってから3年は男と信じていたが
俺の家でAV観賞会をするようになってから
この関係が大きく変わるようになった───。
「高野…お前…ちんこは…?」
「あるわけねーだろ…俺は…一応女なんだからな……」
高野は趣味に熱心な男の生き方に憧れてる女だった。
それで男のフリをして俺と男友達の関係を続けていたのだ。
狭い部屋に一緒にいてもむさくるしさを感じない
違和感はこれだったのだ。
誰もが憧れるような巨乳。
女性ホルモンによる皮下脂肪でむちむちした体つき。
くびれ、尻、太もも。
もちろん女装時(こちらが本来なのだが)の顔付きは美女そのもの。
眉毛が濃くて目力のある目は独特で東欧美女を思わせるようだ。
何もかもが俺の好みに合致していて……

